【スカイライン編】まるで現実の頭文字(イニシャル)D?!原作を忠実に再現したカスタム大紹介! | CARTUNEマガジン
【スカイライン編】まるで現実の頭文字(イニシャル)D?!原作を忠実に再現したカスタム大紹介!

2018年02月19日 (更新:2022年08月04日)

【スカイライン編】まるで現実の頭文字(イニシャル)D?!原作を忠実に再現したカスタム大紹介!

言わずと知れた超有名走り屋漫画、頭文字D。今回はそんな頭文字Dに登場するスカイライン達とその実際のカスタム例を紹介します!

頭文字Dとスカイライン

クルマ好きなら知らない人はいないであろう超有名走り屋漫画、頭文字D。様々な国産スポーツカーが登場する同作品ですが、言わずと知れたスポーツカーの代名詞である日産のスカイラインシリーズも多く登場しています。

スカイラインは日本を代表するGTカーとして、その誕生以来多くのユーザーに愛されてきました。また、特にスカイラインの魅力の中でも走りの部分を極めたGT-Rシリーズはモータースポーツで大きな活躍を収め、多くのクルマ好きの憧れの対象であり続けてきました。

そんなスカイラインシリーズですが、頭文字Dにはシリーズ全体で4台が登場します。この記事ではその4台を振り返りながら、スカイラインの実際のカスタム例も紹介していきます。

「リアサイドについてるRのバッジは不敗神話のRだ!」中里毅のR32型スカイラインGT-R

頭文字Dの主人公、藤原拓海が物語序盤で対決する、妙義山を拠点とするチーム「ナイトキッズ」のリーダーである中里毅。序盤で登場し、比較的あっさりと拓海に抜かれて負けてしまうために、彼についてかませ犬のような印象を持っている人も多いかもしれませんが、実はプレッシャーに弱くキレやすいこと以外はかなりのドライビングの腕を持った人物としてされており、物語中盤から拓海が所属することになる遠征専門チーム「プロジェクトD」のリーダーである高橋涼介も「中里の長所は思い切りの良さと勢いでアクセルを踏み込んでいく巧みなドライビングにある」と作中で述べています。

そんな中里が駆るのはブラックパールメタリックのBNR32型スカイラインGT-Rで、ニスモ製のいわゆる「ブタ鼻ダクト」がついたフロントバンパーにヴェイルサイド製フロントリップスポイラーを組み合わせ、足元にはWORKのマイスターS1というホイールを履かせています。

中里毅のGT-Rと同じ黒のMokichi89(GARAGE&HOUSE)さんのR32型スカイラインGT-R

引用元:CARTUNE

ガングレーメタリックの陰に隠れ、意外と少ないブラックパールメタリックのBNR32型スカイラインGT-R。その一台がMokichi89(GARAGE&HOUSE)さんのGT-Rです。一見ホイール以外はノーマルに見えるこのGT-Rですが、マフラーをHKS製のものに交換するなど細かいモディファイが加えられているそうです。

旧車の域に入りつつあるBNR32ですが、いじり方次第でまだまだ気持ち良い走りを楽しめることを示してくれる一台と言えるでしょう。

「ヒルクライムはパワーだ!」川井淳郎のR34型スカイライン25GT-t

高橋涼介率いる遠征専門チーム「プロジェクトD」が最初に対決するチーム「セブンスターリーフ」のヒルクライム担当、川井淳郎。サーキットでするようなグリップ走行に徹し、クルマの性能を最大限引き出す走りを得意とする彼が乗るのはER34型のスカイライン2ドアクーペ25GT-tです。

25GT-tは280PSを発揮するRB25DETエンジンを搭載しFRレイアウトを採用する、GT-Rを除く当時のスカイラインシリーズの最強グレードであり、その戦闘力はBNR32のGT-R並かそれ以上とも言われるほどのスポーツカーです。

川井の25GT-tはR34型GT-R用のリアバンパーを装着し、PanasportのRACING/G7 C5C2というホイールを履いています。また、フロントバンパーもメーカーは不明ですがGT-R風のものが装着されています。

走り屋仕様なコスワースさんのR34型スカイライン25GT-t

引用元:CARTUNE

FRレイアウトにハイパワーターボエンジンを組み合わせていることからドリフト仕様に弄られることが多いER34型スカイラインですが、コスワースさんのスカイラインは川井仕様と同じような走り仕様に仕上がっています。

「俺は死ぬまでGT-Rだ!」星野好造のR34型スカイラインGT-R

プロジェクトDが茨城で対峙するチーム「パープルシャドウ」のヒルクライム担当で、峠の神様・「ゴッドフット」と呼ばれる星野好造。神業的なアクセルワークで知られる彼が乗るのはBNR34型のスカイラインGT-Rです。

伝説的なスポーツカーとして知られるBNR34型GT-Rですが、星野のGT-Rはその中でもカーボンボンネット等を純正で採用した最強仕様のVスペックⅡであり、ほぼノーマルながら星野の腕も相まって高橋啓介のFD3S型RX-7と互角以上のバトルを繰り広げます。

星野のGT-Rのボディカラーはアニメ版以外ではベイサイドブルーとされていましたが、アニメ版のみ最終特別限定車「VスペックⅡNür」のみに設定されるミレニアムジェイドメタリックとされています。

また、Super ADVAN Racing SA3Rというホイールを履き、ニスモ製のフロントバンパーを装着しているのも星野のGT-Rの特徴です。

ノーマル+αなまーくんさんのBNR34型GT-R

引用元:CARTUNE

星野好造のBNR34型GT-Rと同じようにノーマル+αで仕上げられているのがまーくんさんのGT-Rです。アニメ版以外の星野のGT-Rと同じベイサイドブルーに、ニスモのLMGT4ホイールという組み合わせはBNR34型GT-Rでは定番ですが、やはりカッコよく仕上がりますね。

「忘れるな・・涼介!! 忘れることは絶対に許さん!!」北条凛のR32型スカイラインGT-R

高橋涼介と三角関係にあった婚約者がその関係を苦に自殺してしまったことをきっかけに自暴自棄となり、箱根で愛車を通り魔的に相手のクルマにぶつけクラッシュさせる「死神」と化してしまった男が北条凛です。

緻密な理論に裏打ちされたドライビングセンスの持ち主であり、箱根ターンパイクで高橋涼介と対決する彼が駆るのは中里と同じBNR32型スカイラインGT-Rですが、ボディカラーは中里のGT-Rと違いダークシルバー(ゲーム版ではガングレーメタリック)とされています。

また、純正に近い中里のGT-Rと異なり、GTウィングやロールバーも装着しており、さらにホイールもフロントにはBCNR33型GT-R純正ホイール、リアにはWORKのマイスターS1と前後で違うものを履いています。

BCNR33型GT-R純正ホイールを履いたアメショーさんのBNR32型スカイラインGT-R

引用元:CARTUNE

北条凛のGT-Rと同じくBCNR33型GT-Rの純正ホイールを履いているのがアメショーさんのGT-Rです。R33型GT-Rの純正ホイールは比較的シンプルなデザインで、このように他車に履かせても似合うので、実はそれなりに流用パーツとして人気があります。

終わりに

いかがでしたでしょうか。このように頭文字Dの劇中で様々に活躍したスカイラインですが、本物のスカイラインも伝統の6気筒エンジンやFRレイアウト、もしくは革新的な4WDシステムが生み出す力強い走りを持ち味とする伝説的なGTカーです。

皆さんもぜひ頭文字Dの様々な名シーンを思い出しながらスカイラインのカスタムを楽しんでみてください。

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