フーガ(Y50)の情報を徹底解説!スペックから他車比較、カスタム例も! | CARTUNEマガジン
フーガ(Y50)の情報を徹底解説!スペックから他車比較、カスタム例も!
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2018年07月26日 (更新:2020年07月08日)

フーガ(Y50)の情報を徹底解説!スペックから他車比較、カスタム例も!

日産が誇るプレミアムセダン、フーガ(Y50)。その上質な走りとデザインは多くの人々を魅了してきました。今回はそんなフーガの開発経緯や車の解説、気になるライバル車とのスペック比較、そしてCARTUNEユーザーのカスタム例を紹介していきます!

フーガLEDの画像
引用元:TAKUさんのフーガY50LEDの画像

フーガ(Y50)ってどんな車?

フーガ(Y50)は2004年から2009年まで日産自動車で販売されていたプレミアムセダンです。セドリック・グロリアの後継車種として販売されました。日産を代表するフーガ(Y50)は海外でもインフィニティM34・M35として販売され、日産のラグジュアリーなブランドイメージを向上させることに寄与しました。

そんなフーガ(Y50)はカスタムベースとしても人気の車です。VIP仕様や車高短、ホイール交換、マフラー交換などがメジャーなカスタム例です。グラマラスでスタイリッシュなフーガ(Y50)だからこそ、人々に愛され、カスタムカーとして楽しまれているのでしょうね。

グロリアの画像
グロリアの後継車種がフーガです。
引用元:ファントム雅夢さんのグロリアMY34の画像

ネーミングの由来

フーガという名前は音楽用語の「フーガ」という言葉に由来しているみたいです。音楽用語の「フーガ」とは主題とその模倣が交互に現れる、対位法による多声音楽の形式です。複数の旋律を積み重ねた楽曲構成が、この車にふさわしいという発想から、「フーガ」という名前を冠するようになったようです。

スペック

日産・フーガ「250XV」

  • 乗車定員:5名
  • 全長×全幅×全高:4830×1795×1510mm
  • ホイールベース:2900mm
  • 室内長×室内幅×室内高:2140×1535×1240mm
  • 車両重量:1630kg
  • エンジン型式:VQ25DE
  • エンジン種類:水冷V型6気筒DOHC
  • 最高出力:210ps/6000rpm
  • 最大トルク:27.0kg/m/4400rpm

フーガ(Y50)のおすすめポイント

ボディ・シャシ

フーガの画像
引用元:chunchunchunさんのフーガY50の画像

プラットフォームにはFR-Lプラットフォームというものが使用されています。このプラットフォームは主に日産自動車のFR車、および4WD車用のプラットフォームです。スカイラインセダン(V35・V36)やフェアレディZ(Z33・Z34)で採用されています。

フーガ(Y50)のシャシは剛性を、セドリック・グロリアい比べ、大幅に強化しています。その結果、セドリック・グロリアに比べてシャシの剛性が約2倍になっています。

エンジン

フーガ(Y50)が発売された当初のエンジンはV型6気筒の2.5L,3.5Lの二種類が用意されました。またその後V型8気筒4.5Lエンジン搭載車も追加されることになりました。

前期型と後期型でフーガ(Y50)のエンジンは異なります。2007年に行われたマイナーチェンジでフーガ(Y50)はV型6気筒の二種類のエンジン(2.5L,3.5L)について、従来のVQ25DE型・VQ35DE型エンジンから、VQ25HR型・VQ35HR型エンジンに変更されました。この変更に伴い、後期型フーガ(Y50)の方が最大出力が大幅に向上しています。

フーガ(Y50) VS トヨタ・クラウン

クラウン愛車紹介の画像
クラウンは国産高級セダンの最高峰だと言えます。
引用元:HIRO@GWS204さんのクラウンGWS204愛車紹介の画像

フーガ(Y50)及び国産高級セダンのライバルと言えばトヨタ・クラウン。発売時期が比較的近い13代目クラウンとフーガ(Y50)を比較していきます。車格やエンジンスペック、燃費等を比較していきたいと思います。

ボディサイズ・車両重量・最小回転半径比較

日産フーガ「250GT」

  • 全長×全幅×全高:4930×1805×1510mm
  • ホイールベース:2900mm
  • 車両重量:1680kg
  • 最小回転半径:5.6m

トヨタ クラウン「ロイヤルサルーン」

  • 全長×全幅×全高:4870×1795×1470mm
  • ホイールベース:2850mm
  • 車両重量:1600kg
  • 最小回転半径:5.2m

基本的な車の大きさについては、両車とも大きな変わりはありません。全高について、クラウンよりもフーガのほうが約40mmほど高くなっています。けれども直接外見に大きな影響を与えるような高さではありません。

フーガは流線型の流れるようなデザインが特徴的です。このことが影響してか、全高が気になるような外見にはなっていません。

走行性能比較

日産フーガ「250GT」

  • エンジン型式:VQ25HR
  • 最高出力:223ps/6800rpm
  • 最大トルク:26.8kg・m/4800rpm
  • 総排気量:2495cc
  • 駆動方式:FR
  • トランスミッション:5AT

トヨタ クラウン「ロイヤルサルーン」

  • エンジン型式:4GR-FSE
  • 最高出力:203ps/6400rpm
  • 最大トルク:24.8kg・m/4800rpm
  • 総排気量:2499cc
  • 駆動方式:FR
  • トランスミッション:6AT

日産フーガのVQ25HRエンジンとトヨタクラウンの4GR-FSEエンジン。どちらもV型6気筒エンジンです。ラグジュアリーの中にスポーツ性能も見出している日産フーガの方が最高出力、最大トルクともにクラウンに比べて大きく、より加速力の強い走りを実現しています。

その反面、クラウンが6ATなのに対してフーガは5AT。6ATを装備するクラウンのほうがより細かいギア選択が可能で、スムーズな走りを実現しているといえるでしょう。

編集部からの一言

クラウンとフーガの大きな違いは、それぞれの走りの味付けにあると思います。クラウンはそれこそラグジュアリーカーの王道を行く車です。確かな高級感と安定した走行性能はまさに、クラウンの名前にふさわしいものです。

それに対してフーガはスポーティーさが売りです。国産ラグジュアリーカーとしてはやや挑戦的なデザインと、スポーティーな走りを実現する高性能なエンジンが特徴的な車だと言えるでしょう。

どちらを選ぶかは、どんなドライブをしたいかによるのではないでしょうか。静かにゆっくりと走行したい車がほしいならば、クラウン、走りに刺激がほしいのならフーガといった具合でしょうか?どちらにせよ、二台ともおすすめの車です。

フーガ(Y50 )の編集部イチオシカスタム紹介

kenmiyaさんの 日産 フーガ PNY50 のカスタム事例

フーガ愛車紹介の画像
引用元:kenmiyaさんのフーガPNY50愛車紹介の画像

寒い中、グラフィックを貼っちゃいました

まっちゃんさんの 日産 フーガ GY50 250GT のカスタム事例

フーガの画像
引用元:✨ℹ️'m MΆƈƇɧǻƝ✨(まっちゃん)さんのフーガGY50の画像

和泉市の

c.s bace custom engineer による

手描きピンスト 並びにリーフで

大人のラグジュアリーを。

と思っていたのに…思いのほか

目立つんだよな〜

マフラーも変えず 静かに乗ってます

どぅーさんの 日産 フーガ Y50 17年 350GTスポーツパッケージ のカスタム事例

フーガステッカーの画像
引用元:どぅーさんのフーガY50ステッカーの画像

新しいステッカーつけたぁ

いい感じ

日産フーガにTRDのステッカー、おもしろいステッカーチューンですね。

夜熊さんの 日産 フーガ Y50 350GT のカスタム事例

フーガ愛車紹介の画像
引用元:夜熊さんのフーガY50愛車紹介の画像
フーガの画像
引用元:夜熊さんのフーガY50の画像

アルカンターラを使って貼り作業途中経過

しゅさんの 日産 フーガ PY50 350GT のカスタム事例

フーガの画像
引用元:しゅさんのフーガPY50の画像

しゅさんの 日産 フーガ PY50 350GT。渋いカスタムとなっている日産フーガですね。リアの鬼キャンがちょい悪感を醸し出しています。

おわりに

いかがでしたでしょうか。日産フーガの良さを分かってもらえたでしょうか。日産・フーガは日産自動車のラグジュアリーフラグシップモデルです。言うなれば日産が総力を挙げて世に送り出したモデルです。そんな車がカスタムベースとして、CARTUNEユーザーに愛されていると考えると嬉しい限りです。

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