ホイールの塗装で人と差をつけよう!ホイールの塗装方法を徹底解説!

2018年08月19日 (更新:2018年08月22日)

ホイールの塗装で人と差をつけよう!ホイールの塗装方法を徹底解説!

ホイールを塗装してイメージチェンジがしたい!と思っても、プロに依頼すると結構な費用がかかります。流れとコツを覚えてしまえば実はホイールの塗装は挑戦しやすいDIYカスタムなんですよ!それでは、ホイールの塗装方法をご紹介します。

ホイールを塗装するときはどんなとき?

ホイールの塗装をしようと思うのはどのようなときでしょうか?

  • 安く購入した中古ホイールをきれいに見せたい
  • デザインは気に入っているけど色でイメージチェンジがしたい
  • 他の人とかぶらない個性的なホイールにしたい

などが挙げられるでしょう。

ホイールの塗装は専門業者に依頼するか、自分でDIYで塗装するかで必要な費用が大きく変わってきます。

それぞれのメリット・デメリットからご紹介していきましょう。

DIYのメリットとデメリット

DIYでホイール塗装をするメリット

DIYでホイール塗装をするメリットは2つあります。「費用を抑えられる点」と「自分で作業することでさらに愛着が湧く点」です。

塗料や必要な道具はすべてホームセンターやカー用品店でそろえることが出来ます。1からすべてそろえても費用は4本分で5,000~8,000円ほど。塗料代を抑えればさらに安く出来ます。そして、自分で作業することにより愛車にもホイールにも愛着が湧きます。「自分で塗った世界で1つだけのホイール」ですからね。

DIYでホイール塗装をするデメリット

デメリットも2つあり、「プロレベルの仕上がりにすることは難しい点」と「失敗すると悲惨な状態になることがある点」です。

筆者もホイール塗装をしたことがありますが、油分の除去を確実にしないとまず仕上がりが悲惨なことになります。缶スプレーの場合は塗るときのコツを知っていないと液垂れで目も当てられない仕上がりになることも。この記事を読めば私のような失敗をしなくて済むようにご紹介していきますね。

しかし、ドレスアップを本気で仕上げている方などクオリティ重視の方は、やはり費用を出してプロに依頼したほうが確実です。ある程度知見のある方や、仕上がりはあまり気にしないから自分でやってみたいという方はぜひ挑戦してみてください。

塗装業者のメリットとデメリット

塗装業者のメリット

塗装業者に依頼するメリットは2つ、「仕上がりがきれい」「ホイール専門業者の場合はガリキズやゆがみの修復にも対応してくれる」という点です。

やはりプロなので仕上がりはとてもきれいです。キャンディカラーなどの難しいカラーや、車体に合わせた塗り分けなどもしっかりと仕上げてくれます。また、ホイール専門業者の場合は、塗装の他にもホイールリペアを行っている店舗もあり、ひどいガリ傷やクラック、軽微な歪みなどは別料金ですが新品同様に修復してくれます。

塗装業者のデメリット

デメリットは「費用が高い点」に尽きます。

ホイール塗装の料金相場は1本15,000円~30,000円ほど。塗り分けや特殊カラーでは追加料金が発生することもあります。また、タイヤがすでに組まれている場合はタイヤを一度はずして塗装する業者がほとんどなので、その作業工賃も発生します。

修復が必要な場合や、仕上がりにこだわりのある方は業者に依頼したほうが良いでしょう。

DIYでのホイール塗装の方法全体像

このあと必要な道具と手順をご紹介しますが、簡単に全体の流れをご説明します。

  1. 必要な道具をそろえる
  2. ホイールをきれいに洗浄する
  3. ホイールの塗装を耐水ペーパーで削り落とす
  4. シリコンオフで油分をふき取る
  5. サフェーサーで下地を作る
  6. 塗料で色を乗せていく
  7. クリアでコーティングする
  8. 目の細かいやすりやコンパウンドで表面を磨く

全体としてはこのような流れで行っていきます。

塗装を行う際の注意点

塗装を行う際は以下の点に注意しましょう。

  • 屋外で塗装する際は風の強い日、湿気の高い日は避ける
  • ラッカー系プラサフの上にウレタン系カラーを塗ったらクリアはウレタン系にする
  • 塗料が付いて欲しくない場所は必ずマスキングやシートをかぶせるなどして保護する

風の強い日は、塗料が風で流されてしまい、うまくホイールに乗らない上に周囲に付着してしまう恐れがあります。湿気の高い日は、塗料が乾きにくくなってしまいます。「ああ穏やかないい天気だなぁ」という日に塗装しましょう。

ラッカー系塗料はラッカー成分同士が合わさろうとする働きがあるので、間にウレタン系塗料を挟んでしまうと塗装面が荒れてしまいます。クリアはウレタン系を選ぶことで防ぐことが出来ます。

先ほどの風のように、塗料が飛んで付着して欲しくないもの(近くに停めている車や家の塀など)は必ず覆っておきましょう。少しの風でも塗料は乗っていってしまうので、塗装が終わって愛車を見たら「粉のような落ちない汚れが!」ということになりかねません。

それでは、必要な道具をご紹介していきましょう。

DIYでのホイール塗装に必要な道具

ホイールの塗装に必要な道具は

  1. 耐水ペーパー
  2. シリコンオフ
  3. マスキング
  4. プラサフ(サフェーサー)
  5. 塗料
  6. クリア
  7. コンパウンドセット
  8. ホイール洗浄用品

の8つです。それぞれご紹介していきます。

耐水ペーパー

400番、800番、1000番もしくは1500番、2000番の4種類を用意しておくことをおすすめします。

最初にホイールの塗装を落とす為に400番と800番、プラサフを塗ったあとに表面を整える為に1000番もしくは1500番、クリアを塗ったあとの表面処理に2000番といった流れで使用します。

シリコンオフ

塗料をはじかないようしっかりと油分を落とすための大事なアイテムです。

パーツクリーナーはある程度の油分は落とせますが、本来は金属の洗浄剤なのでシリコンオフとは異なります。

マスキング

よく見る黄色のマスキングテープだけでも頑張れますが、タイヤが付いたままなどの場合はかなりの量を消費しなければなりません。

養生テープにビニールが付いているマスキングシートを使用すると広範囲をカバーすることが出来ます。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、タイヤ付きのホイールを塗装するときのマスキング技として、トランプを使用するのもおすすめです。

マスキングテープなどはタイヤにしっかり貼り付いてくれないときがあり、塗っている途中ではがれてきてしまうこともあります。

そのようなことがないのがトランプを使った方法です。

トランプをホイールとタイヤの間に差し込み、花びらのように覆うことでタイヤとホイールの境目をマスキングすることが出来ます。

あとは新聞紙やマスキングシートでタイヤを覆ってしまえばタイヤは塗料から守られます。

もうひとつ、屋外で塗装する際にスポークの隙間から道路に塗料が付いてしまうのを防ぐため、新聞紙やブルーシートなどを敷きましょう。

プラサフ(サフェーサー)

塗料の発色と定着を良くするために使用します。

カラーは白やグレーがありますので、明るい色の場合は白、暗い色の場合はグレーと塗装したい色に合わせましょう。

目安の本数はホイール4本で3~4本です。

塗料

今回の主役となる塗料。

車体用、アルミサッシ用、ラッカースプレーなどさまざまな種類がありますが、どれでも塗装は可能です。

アルミホイールの場合はアルミサッシ用の塗料、スチールホイールは鉄なので車体用の塗料が相性がいいといえます。ブロンズなどのメタリック系カラーはどちらかを使用したほうがきれいに仕上がりやすいです。

とにかく費用を抑えたいという方は1缶300円ほどでホームセンターに売っているラッカースプレーでもOKです。特に白や黒などのソリッドカラーであれば仕上がりに大きな差はありません。

目安の本数はホイール4本で4~6本です。

クリア

クリアコート塗料です。おすすめは耐久性のある「ウレタンコート」タイプです。

完全に乾いて硬化するまでに時間はかかりますが、厚く塗り重ねることでガソリンやブレーキフルードなどがかかっても塗膜を保護してくれます。

ラッカー系クリアでもきれいに仕上げることが出来ますが、注意点でもご紹介したとおり、ウレタン系のカラー塗料の上には塗らないほうがベターです。

ラッカー系の上にウレタン系が来るのは問題ないので、「クリアはウレタン」と覚えておきましょう。

目安の本数はホイール4本で4~5本です。

コンパウンドセット

車体のキズ消しに使用する7500番と9800番があるとクリア後の表面をつるつるに磨き上げるときに便利です。

液体なのでセットに付属しているクロスなどで磨きます。

ホイール洗浄用品

最初にホイールを洗浄するためのセットです。あとで油分を落とさなければならないので、ワックス効果のあるカーシャンプーなどは逆効果。

筆者のおすすめは台所用の中性洗剤です。油汚れに強いので、油分をしっかり落としてくれます。

洗剤のほかには、ホイールを洗うためのスポンジやブラシ、そして水分をふき取るための吸水タオルやマイクロファーバークロスです。

塗装の手順

それでは塗装の手順をご紹介していきます。

1.必要な道具をそろえる

まずは必要な道具をそろえます。

ホームセンターやカー用品店、ネット通販で購入できるものばかりです。

ご紹介した道具で欠けても作業が滞りなく出来るのはサフェーサーだけですので、それ以外は確実にそろえましょう。

サフェーサーはよりきれいに仕上げるためには必要ですので、用意しておくことをおすすめします。

2. ホイールをきれいに洗浄する

ワックスなどの成分が入っていないカーシャンプーや台所用中性洗剤でホイールをきれいに洗浄します。

砂やブレーキダストが付いたままになっていると表面がざらざらになってしまうのでしっかりと落とします。

3. ホイールの塗装を耐水ペーパーで削り落とす

耐水ペーパーの400~600番を使用して表面に傷をつけていきます。

完全に塗装を削り落とす必要はありませんので均等に削って塗料が乗りやすくなるようにしましょう。

削り終わったら水でカスをきれいに洗い流し、水分を良くふき取ります。

4. シリコンオフで油分をふき取る

シリコンオフをキッチンペーパーなどにつけてホイール全体を拭き上げます。

このときに油分が残っていると、塗料をはじいてしまいますので入念に拭いていきましょう。

ティッシュなどで拭く場合はホコリが付きやすく、塗装にごみが巻き込まれやすくなりますので注意してください。

5. サフェーサーで下地を作る

サフェーサー(プラサフ)を吹き付けていきます。

スプレーを吹くときは扇風機の首振りのように、左右に動かしながら吹くと均一になります。

サフェーサーを全体に塗り終わったらしっかりと乾かします。

6. 塗料で色を乗せていく

サフェーサーが乾いたら塗料をサフェーサーと同様に左右に振りながら吹いていきます。

塗料は一度に塗りすぎると液が垂れてしまったりムラになったりするので、「色付いてる?」と思うくらい薄く塗り重ねていくと失敗しにくくなります。

均一に色が乗ったらしっかりと乾かしていきます。

7. クリアでコーティングする

塗料が乾いたらクリアを吹きます。

塗料と同様に、均一に薄く塗り重ねていきます。

ウレタンクリアの場合は、厚く塗り重ねることで硬化したときの耐久性が上がりますので、塗って乾かして塗って乾かして・・・と何層にも重ねていきましょう。

そして塗料以上に時間をかけてしっかりと乾燥させます。

8. 目の細かいやすりやコンパウンドで表面を磨く

クリアが乾いたら表面を滑らかにしていきます。

液体コンパウンドセットのSTEP1(3000番)で全体を磨きます。このときに塗装を削り過ぎないように気をつけましょう。

そしてSTEP2、STEP3と磨きこんでいくことでツヤと深みが増していきます。

表面がつるつるしてきたら完成です。

DIYのホイール塗装の事例

実際にDIYでホイール塗装をされた方の投稿をご紹介していきましょう。

ホイール塗装の人気色、ブラックへの塗装事例です。

もともとはシルバーリムにレッドディスクのホイール。リムのシルバーを残してディスクを黒にすることでより引き締まった印象になりますね。

リムをゴールドにした個性的な塗装です。

他人とは違う個性のあるホイールに仕上げられるのもDIY塗装の楽しみの一つです。

シルバーのディスク面をレッドに塗り替えた事例です。

ブラック部分を丁寧にマスキングをして2トーンカラーに仕上げ、より個性的で目を引くデザインへと変貌を遂げています。

鮮やかな蛍光グリーンへの塗装です。

蛍光カラーは目を引くので愛車への注目度も上がりますね!

蛍光ホイールのFR車はドリフト上手そうだなと感じさせます。

まとめ

ホイール塗装の手順、道具、メリット・デメリットについてお伝えしてきました。

ホイールの塗装はボディよりも粗が目立ちにくいということもあり、初心者でも挑戦しやすいDIYだといえます。

塗装はコツをつかむことと慣れることで上達していきますから、ホイール塗装で慣れておけばグリルやスポイラーなどの塗装も出来るようになっていきますよ。

自分で塗った世界にひとつのホイールを装着して愛車をドレスアップしてみましょう!

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