2018年09月04日 (更新:2020年08月14日)
気を付けたいガラスコーティング車の洗車!おすすめ洗車方法を紹介します!
新車や中古車の購入時に納車と同時に施工する方が増えてきているガラスコーティング。持続性と耐久性の高さから、コーティングの中でも人気があります。洗車などのお手入れが楽になるガラスコーティングですが、その洗車方法には縛りも?ガラスコーティングのメンテナンス方法をご紹介します。
ガラスコーティングとは?ポリマーコーティングやワックスとは何が違うのか?
ガラスコーティングとは、コーティング剤にガラス繊維の成分を含んだコーティングのことです。本来はガラス100%のものをガラスコーティングと呼びますが、定義があいまいなことからガラス成分を含む樹脂やポリマーのコーティングのこともガラス「系」としてガラスコーティングに含みます。
100%ガラス成分のガラスコーティングは、専門店などでのプロによる施工が基本です。市販されているガラス系コーティング剤には、艶出し成分にポリマーなどを配合しているものがほとんどですので、純粋なガラスコーティングとは耐久性などに差が出ます。
ガラスコーティングはボディの塗装面に化学反応で密着し、ガラスの皮膜を形成するのでワックスや他のコーティングよりも持続性も耐久性も優れており、その効果は6ヶ月~1年ほどにもなります。
スマートフォンの画面にガラスフィルムを貼っている方も多いと思いますが、あのフィルムが車のボディに貼られていることをイメージしてみてください。ガラスの光沢と滑らかな手触り、そして車のボディに直接汚れがつかず、飛び石などからの衝撃やキズをコーティングが受け止めてくれるのです。
コーティング剤によって強度は異なりますが、他のコーティングでは汚れからの防御しか出来なかったのに対し、ガラスコーティングではキズなどからも防御が出来ることで人気が出ています。また、ガラスコーティングにはワックスやポリマーコーティングのような油分による艶出し成分が入っていないものが主流なので、酸化による劣化が少ないことから持続性に優れているのです。
ガラスコーティングの洗車方法!
ガラスコーティングをしてある車の洗車は、たっぷりの水を使用しての水洗いが基本となります。
- 水でボディ全体のホコリや砂を流す
- 水をたっぷり含ませた柔らかいスポンジでボディ全体を優しくなでるようにこする
- 水でもう一度すすぎ流す
- 吸水セームやマイクロファイバータオルで水分をふき取る
ガラスコーティングをしているので、汚れが付きにくくなるのではなく、落ちやすくなるというメリットがあります。ですから、汚れがコーティングにこびりつく前に水洗いで優しく洗車をしてあげるだけでほとんどの汚れが除去できます。
逆に、放置してしまうとコーティングに汚れがこびりつき、落としにくくなったりコーティングを劣化させてしまう原因になってしまいます。水洗いでは落ちない汚れの多くは油脂性の汚れになります。
油脂汚れには、研磨剤などではなくシリコンオフのようなケミカル類を使用して落とします。コーティングの成分によって、使用できるケミカルが限られますので、施工してもらった店舗に確認するのが一番確実です。
ガラスコーティングって洗車機をつかってもいいの?
ガラスコーティングを施工した車の洗車の基本は「優しく水洗い」。車に砂やホコリが付いたまま、砂やホコリが付いた状態の車を何度も洗車している洗車機に入り高速で回転するブラシで洗浄されたらコーティングはどうなるか、想像が付くと思います。
せっかくのコーティング面に、砂やホコリが巻き込まれたままこすられてしまうので、表面が洗車キズだらけになってしまう可能性も。また、洗車機から出てすぐに水分の除去を出来る場所が用意されていない狭いガソリンスタンドなどでは、水垢の原因を作ってしまうことにもなります。
ですから、洗車機の使用は出来る限り避けたほうが、コーティングを良い状態に保つことが出来ます。
まとめ
ガラスコーティングの洗車方法についてご紹介しました。愛車をきれいに保つためのコーティング。コーティング面もきれいに維持して、洗車ラクチンいつでもツヤツヤな車体で過ごしましょう!