知らずに使うととても危険?リアフォグライトの正しい使い方について | CARTUNEマガジン
知らずに使うととても危険?リアフォグライトの正しい使い方について

2018年09月28日 (更新:2022年11月28日)

知らずに使うととても危険?リアフォグライトの正しい使い方について

リアフォグランプという言葉を聞いたことがない、という人は多いのではないでしょうか?フォグランプというのは、フロントについているイメージですよね。リアフォグランプを付けたい、使用してみたい!という人必見!リアフォグランプとはどのようなものなのか?、リアフォグランプを利用するタイミングについて紹介いきます。

リアフォグライトとは?

リアフォグランプというのは、略称でリアフォグと言われています。そもそもフォグランプというのは、英語で「霧」という意味があります。霧が発生した時に、対向車に存在を知らせるためのランプです。

それがリアにもついていると考えましょう。リアフォグランプは対向車ではなく、後続車に存在を知らせるためのランプです。昔はランプにハロゲンが使用されていました。

現在ではHIDがメインになりました。またHIDより寿命が長く消費電力の小さいLEDが近年人気です。リアフォグランプにもLEDが使われており、後続車も車の存在を知りやすいです。

日本におけるリアフォグランプ

@たかPさんのBRZZC6LEDの画像
@たかPさんのBRZZC6LEDの画像
引用元:@たかPさんの投稿

海外ではリアフォグランプは標準装備されています。しかし、リアフォグランプを知らない、という日本人が多いように、日本車でリアフォグランプが装着されている車が、少ないのが現状です。

リアフォグランプの存在自体知らない、という人が多いため、リアフォグランプの使い方も知らないというのがあります。使い方を知らなくては、むやみに点灯してしまうことにもなり、他人に迷惑がかかってしまいます。

実は30年ほど前に、リアフォグランプの使い方が問題視され、一時期、リアフォグランプが装備されている車が、非難を受けたこともありました。リアフォグランプは点灯してみると、とても明るく、まぶしい光なので、後続車にとっては運転しにくい環境になるのです。

リアフォグランプの迷惑行為を防ぐために、正しい使用法が、道路運送車両の保安基準第37条の2「後部霧灯」で示されています。保安基準にリアフォグランプの記載があるため、、次第にリアフォグランプの標準装備化が進んできているのです。

リアフォグを利用するとき

マルさんのメガーヌ ハッチバックの画像
マルさんのメガーヌ ハッチバックの画像
引用元:マルさんの投稿

リアフォグランプをどのような時に利用すべきなのでしょうか?利用方法を知っておくと、迷惑行為にならず、適切な使い方ができます。では、リアフォグランプの使用方法について紹介していきます。

リアフォグランプの使用場面

まずはリアフォグランプの使用場面についてです。リアフォグランプを使用する際は、次の場合のみ使用しましょう。

  • 大雨が降っていて、前方車が見にくいとき
  • 濃霧で前方車が見にくいとき

また使用した後は必ず、スイッチでOFFにしましょう。

リアフォグランプの使用条件

また、道路運送車両の保安基準第37条の2「後部霧灯」に記載されている、リアフォグランプの使用条件として、次の4つがあります。使用方法や使用場面も守ることが大切ですが、使用条件が守られていなくては意味がありません。

  • リアフォグランプの光量は他の交通を妨げないもの(35W以下 140cm2以下であること)
  • 色は赤で2個以下であること
  • リアフォグランプは前方車が点灯しているとき、濃霧などの場合のみ点灯すること
  • 取り付け位置や取り付け方法は保安基準に該当していること

引用元:https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr7_000007.html

リアフォグランプの点灯マナーを守る

リアフォグランプを付けるのは、悪いことではありませんが、「マナーを守る」、ということを大切にしましょう。また、リアフォグランプを後付けしたい、と考えている人もいるかと思います。

リアフォグランプの後付けは禁止されていませんが、使用条件が揃っていなくては、後付けができません。なので、道路運送車両の保安基準第37条の2「後部霧灯」をしっかりと確認し、リアフォグランプを後付けするようにしましょう。

私もリアフォグランプの存在を知らなかったときは、間違えて、点灯していたこともありました。その時は後続車に迷惑をかけていました。今はリアフォグランプの存在を知ったことで、必要なとき以外点灯しないようにしています。

まとめ

リアフォグランプは存在を知らないという人がまだいます。フォグランプのように、後続車に存在を知らせる意味、を持っています。リアフォグランは主に、濃霧、大雨の際の視界不良の場合に使用します。それ以外で使用すると、迷惑行為です。

車に装備されていて、間違えて点灯してしまったという場合もあります。なので、使用方法や使用場面を覚えておきましょう。マナーを守らなった場合、リアフォグランプは使用禁止となる場合もあるかもしれません。

そうならないためにも1人、1人の意識が大切なのです。私も必要以上の使用は避けています。ぜひ参考にしてみてください。

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