フォグランプの使い方やスイッチの場所について紹介！

フォグランプは日本語にすると、「霧灯（むとう）」と言います。フォグランプはカスタムのために使用するのではなく、霧などの悪天候時に使用するものです。悪天候の時は相手の車が見えない！という場合もありますよね。

そんな時にフォグランプを点灯するだけで、車の存在を知らせることができます。事故を発生させないためにも、重要な役割を果たしています。しかし、むやみに点灯すると、他の車がまぶしい思いをしてしまい、事故を発生させる引き金にもなるので、使い方には注意が必要です。

フォグランプの使用方法はヘッドライトと違い、使用頻度が低いためいざ使ってみようとしても、どのスイッチがフォグランプのスイッチかわからない方も多くいます。またフォグランプは車に必須の装備ではないため車やグレードにより装備されていない場合もあるので、使った事がない方も是非確認しておきましょう！

車やメーカーにもよりますが、ディマースイッチ、通称ウィンカーレバーと共用になっている場合があります。画像のようにレバーのハンドル寄りのライトのマークがフォグランプのスイッチになります。この場合はライトの照射角がななめ下に向いているのでフロントのフォグランプになります。

画像のようなフォグランプのスイッチはメーカーの標準装備やメーカーオプションの場合に多く見られ、ディーラーオプションや中古で後付の場合などは次に紹介するようなフロントパネルに設置されている場合がほとんどです。

運転席のハンドルの周りのパネルを見てみましょう。多くはハンドルの右側の下の方に画像のようなオプション用スイッチを集めたスイッチパネルの中にフォグランプ用のスイッチも設置されています。リヤフォグランプがある場合は前後2つのスイッチが設置されているので前後の場所も確認しておきましょう！

フォグランプのスイッチは見つかったけれど、似たようなマークが2つ。これはフォグランプが前後2箇所に設置されていると言うことなのですが、どちらが前用でどちらが後ろ用なのでしょうか？

フォグランプのマークをよく見てみるとランプの照射角が左側はまっすぐに伸びているのに対し右側のマークでは斜めしたに向いています。このマークの違いが前後の違いで間違いやすいマークでもあるのでしっかり覚えておきましょう。

• 照射角が斜め下方向：フロントフォグランプ(画像右側)
• 照射角がまっすぐ：リアフォグランプ(画像左側)

フォグランプのスイッチの場所を覚えたからといって、むやみに使用しないようにしましょう。フロントフォグランプの使用目的は対向車や前方車に、リアフォグランプは後続の車に自分の車の存在を知ってもらうことです。

フォグランプは霧の中でも見えやすい光であるため、悪天候でない時に使用すると、非常にまぶしく周りのドライバーに迷惑になってしまいます。フォグランプは点灯している人はわかりませんが、悪天候時以外の点灯はとてもまぶしいため、必要時以外は点灯しないようにしましょう。

フォグランプは悪天候時はとても大活躍してくれます。また、フォグランプをオプションでつけるという人もいますが、ドレスアップ効果もあるので人気ですよね。しかし、使用の仕方によっては迷惑になりかねません。

悪天候時以外に点灯すると、対向車や前方車はまぶしいのです。これでは運転の妨げになってしまいます。なので、必要時以外は点灯せず、正しい使い方をするようにしましょう。ぜひ参考にしてみてください。