2018年11月01日 (更新:2020年08月14日)
車用ワックスの種類が多すぎる。。何を選べばよいの??人気の車用ワックスを種類別に紹介します!
車の塗膜保護とツヤだし効果を持つのが車のワックス。お店には固形から液体までさまざまなメーカーと種類のワックスが販売されており、どれを買ったらよいのか迷ってしまいます。ワックス選びの疑問を解消するために、ワックスの種類をおさらいしましょう。
ワックスの種類のおさらい!
固形ワックス
ロウのように硬いワックスです。塗ったワックスが伸びにくいため作業性がよくありませんが、抜群の耐久性とツヤ出し効果があります。作業に手慣れたベテラン向けのワックスといえるでしょう。
- メリット:強固なワックス面で、長期間にわたり、ツヤを保持できる。
- デメリット:作業性が悪く、キレイにワックスがけをするには練習を要する。
半練りワックス
固形ワックスを柔らかくした半練り状にしたワックスです。半固形ワックスとも呼ばれます。固形ワックスに比べて伸びがよく、作業性がよいのが特徴です。固形ワックスほどではありませんが、強固なワックス皮膜をつくることができます。
- メリット:作業性がよく、ある程度の期間にわたりツヤを保持。
- デメリット:固形ワックスに比べ価格がやや高い。
スプレー式ワックス
車にかけて拭き取るだけでワックス皮膜を形成できるのが液体ワックス。それを更に作業性よくスプレーづめしたものがスプレー式ワックスになります。手軽に作業ができる反面、耐久性の劣るのが難点です。
- メリット:作業性がよく、ガラスや樹脂にも塗布できる製品が多い。作業気温に左右されない。
- デメリット:耐久性が悪く、効果を発揮するのは1週間程度。量に対して価格が高い。
同じ液体スプレー式でも、樹脂皮膜を形成するワックスと、ガラス被膜を科学反応で定着させるコーティング剤では目的こそ同じですが、ツヤの出方に違いがあります。
また、手間がかかる分、ツヤの出しやすい固形ワックスは、灼熱下ではムラになってしまい、うまくワックスをかけることができません。季節や気温、場所によって固形ワックスとスプレー式ワックスを使い分ける事が、賢い使いかたです。
人気のワックスランキング!
Amazonで販売されている人気のワックスのTOP5ランキングです。種類や用途を配慮したオリジナルランキングになっています。
シュアラスター マンハッタンゴールド ジュニア(固形)
アメリカ・カリフォルニアに本拠を置く、老舗カーケアブランド。安価なものから高価なワックスまでざまざま用意されていますが、最も人気なのは「マンハッタンゴールド ジュニア」。最上級のカルナバ蝋を使用しながらも、容量を抑えた代わりに安価に使える固形ワックスです。
オカモト産業(CARALL) 液体カーワックス 車まるごとワックススプレー(スプレー式)
車にスプレーして拭き伸ばすだけで、ワックスがけができる手軽なスプレーワックスです。洗車直後の濡れたままのボディに使うことができるので作業性がよく、窓ガラスやホイールにも使える点もメリットです。
オートグリム ハイ・ディフィニション・ワックス(半固形)
イギリスの高級ワックス。ジャガー・アストンマーチン・ロータスなどのメーカーにも純正採用され、世界のモーターショーでも施工率が高いオートグリムの半練りワックスです。高級カルナバ蝋を贅沢に使用し、美しいツヤと塗膜を保護するために生み出された最高級品。オートグリムでは、ワックスのほか、最高級のカーケアアイテムを取り揃えています。
まとめ
近年では便利な液体ワックスや、コーティングが主流となり、ワックスを塗り込む姿はずいぶん珍しくなりました。塗装を保護するためのワックスとはいえ、あまりに頻繁にかけると、どうしてもこまかな傷が増えてしまいます。
また、ワックスの油脂成分が酸化して塗装によくないともされています。コーティングされている車はコーティングのメンテンナンス程度におさえるのが無難でしょう。しかし、樹脂特有の滑らかで深みのあるツヤは、ワックスがけされた車独特なもの。
また、手間暇をかけてワックスがけを終えたあとは、なににも代えがたい満足感が味わえます。ツヤにこだわる方には、いまでも固形ワックスが愛され続けています。