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盗難被害で車両保険を使い、補償されつつ保険料も上げない方法

カーナビとられたけどこれって車両保険で補償されるのかな…

盗難被害で車両保険を使えるかは何を盗まれたかで変わります。窓の破壊やカーナビの盗難などの車両本体の被害は補償対象ですが、バッグなどの手荷物は補償の対象外です。

しかし、車両保険を使うと保険料が値上がりしてしまいます。もし、保険料が年間100,000円なら130,000円に上がり30,000円も損します。この記事では自動車保険で修理するより結果的に安くなる方法を紹介します。

    盗難被害での自動車保険のまとめ
  • 盗難被害は車両保険で補償できる
  • 壊されたドアや窓の修理費・カーナビなどの車のパーツ・車本体の盗難は補償対象
  • 車内にある貴重品や手荷物などの身の回り品の盗難は補償対象外
  • 盗難被害で補償を使うと1等級ダウンで保険料が年間20,000~30,000円上がる

自動車保険を使うと等級が下がり年間で20,000~30,000円ほど保険料が上がります。

しかし保険料は保険会社によって大きく異なるため、複数社を同時に見積もれる一括見積もりがおすすめです。

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自動車の盗難は車両保険の補償を受け取れる

自分の車が盗難被害にあったらどうなるのでしょうか。実際、盗難の被害は約20,000台を超えています。ここではどういったケースの被害が多く、保険で補償されるのか紹介します。

最近の盗難被害の特徴

自動車盗難認知件数は年間20,000台を上回っている

では、どれだけの盗難被害がどのようにして起きているのでしょうか?2013年の警察庁の統計では、日本全国で21,595台もの自動車が盗難の被害にあっています。

2002~13年の統計だけ見ても、 被害にあった内の約1割が高級車(300万円以上のもの)です。

自動車盗難被害の特徴

「自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチーム」の発表によると、昨今の自動車の盗難被害には以下の傾向があります。

  • 被害にあった車の3/4台が、キーを抜きドアロックをした状態
  • 被害にあった自動車は戻ってきても1/5台
  • 被害にあうのは乗用車だけでない
  • 自動車それ自体でなく、カーナビやナンバープレートの被害も
  • 犯罪グループが関与した犯行が目立つ
  • 盗難車両は海外へ不正輸出されている
  • 盗難車両どうしを合体させ勝手に販売される
  • 盗んだナンバープレートを不正に利用

これらすべて「車両の盗難」に当てはまります。車両の盗難事故は保険で補償できます。

盗難で車両保険を使うために必要な5つのこと

ではここから「自動車が丸ごと盗難にあってしまったケース」 「車内の物品や部品が盗難被害にあってしまったケース」のそれぞれで保険の補償を受ける方法を紹介します。

車ごと盗難にあい車両保険を使うときの対処3ステップ

車ごと盗難にあったら、落ち着いて以下の3ステップを確認しましょう。

ステップ1:まずは本当に盗難なのか念入りに確認

自分が駐車した場所をひとまず搜索しましょう。これでどこで盗難にあったのか警察に伝えやすくなりますし、見つかる可能性もあります。

ステップ2:すぐに警察に連絡して被害届を出す

見つからず、盗難にあったと確信した場合、即座に警察に連絡しましょう。

その後警察からの指示を仰ぎ、停めていた時間や最後に車を見たタイミングなどの事情聴取、現場検証をしてもらい、被害届を提出しましょう。

ステップ3:保険会社に盗難の被害報告の連絡をする

盗難被害は車両保険の補償を受け取れる可能性がありますので、警察への連絡後、保険会社または代理店に連絡をしましょう。

警察と同じようにそのときの状況を伝え、届け出た警察の情報についても伝えましょう。ほとんどは盗難にあったと伝えれば、保険会社の方から聴取してくれます。

もし被害にあってしまった場合は、とても焦ると思いますが落ち着いて行動しましょう。

また、盗難の場合は調査に時間がかかることが多いです。保険金が支払われることになったとしても 解決にかかる時間は長めに見ておいた方がよいでしょう。

部品(タイヤやナンバーなど)の盗難で車両保険を使うときの2ポイント

前項では、車が丸ごと盗まれてしまっていた場合についてご説明しました。では、 もし車ごと盗まれる以外の盗難の被害にあったらどうなるのでしょうか?

例えば、車の中にあったカメラを盗むために窓ガラスが割られたり、 車載カメラごと盗まれたり、という場合はどうなるのか見ていきましょう。

ポイント1:盗難目的で壊された窓ガラスやドアも保険の適用可能性あり

未遂だとしても、盗難目的で車体が傷つけられる可能性があります。この場合も車両保険で対応が可能になります。

具体的には、カギ穴やドアの傷などが盗難のために割られていたり、車のドアをこじ開けられている際についたものであれば対応可能になるのです。

また、カーナビを含め「車体に接続している部品」「部位の破損、および盗難被害」は車両保険の付帯で対応できるので安心してください。

ポイント2:車内に置いていたものが盗まれたときには車両保険の特約で

盗難されたものについてですが、車に固定されているものであれば、これも通常の車両保険の対象になります。 タイヤなどを盗んでいったというような場合がこれに当たります。

車に固定されていないもの(装備品や身の回り品) が盗難にあった場合、車両保険でも補償を受け取るためには携行品損害担保特約という特約を付けている必要があります。

もし、この特約を付けておらず、車両保険のみの場合は、車内に置いてあった私物が盗難被害にあってしまった場合の補償は受け取れなくなってしまうので気をつけましょう。

また、携行品損害担保特約を付けられていないという方は、車の中に貴重品を残さないように日頃から注意をしておきましょう。ただ、 携行品が盗まれてしまった場合でも警察に被害届を出しておきましょう。

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盗難被害で車両保険を使うと必ずハマる2つのワナ

いざ盗難被害にあい、加入していた車両保険で補償できるとわかると、とても安心ですね。

しかし、良いことだけではありませんので、以下に紹介する、 車両保険の等級に関する内容は必ず頭の片隅に置いておきましょう。

ワナ1:保険利用で1等級ダウンするので「必ず」保険料が上がる

なんと、今では盗難被害も等級ダウン事故なのです。

2012年10月1日の法改正により、以前は等級ノーカウント事故だった盗難被害も等級ダウン事故扱いとなってしまいました。

たとえ1等級のダウンだとしても、5年、10年と長い目で見ると保険料の支払総額が20%以上変わることも十分にありえます。

例えば10年間で自動車保険料を総額1,000,000円支払っていた場合、200,000円の損失になってしまうのです。

等級ダウン事故やノーカウント事故について詳しく知りたい方は、 【車両保険を使うと3等級ダウン?事故で保険料はいくら上がるか知りたい】をご覧ください。

ワナ2:1年間無事故でいないと保険料は「上がったまま」

先述のように、盗難被害にあった場合でも車両保険の補償を受け取ることで等級が下がり、それに伴い自動車保険は必ず上がります。

そして、下がった等級がもとに戻るためには無事故を維持したまま1年待たねばなりません。

そこで、1年間高くなった保険料を払い続けるなら、少しでも安い保険に乗り換えるのも1つの手です。

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盗難で車両保険の補償を受け取るときの注意したい「所有権」

では、もし車が盗難されたのちに保険会社から補償を受け取った後、車が見つかった場合はどうなるのでしょうか。

盗難された車は、保険会社から「全損」した車と同じ扱いを受けることになり、 契約の際に設定した車両保険の金額分が支払われます。 その保険金が支払われた時点で、盗難された車の所有権はなんと保険会社に移ってしまうのです。

全損時の補償について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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発見された愛車は所有権を取り戻せる

盗難被害のため保険会社から補償を受け取った後に、盗難車が発見されるというケースがまれにですが実際にあります。戻ってこないだろうと諦め補償を受け取ったが愛車が見つかったという場合は、もらった保険金を返金することで愛車の所有権を取り戻すことが可能になります。

つまり、盗まれた車を発見した契約者は、(1)保険金をもらう。(2)保険金を返して、愛車を取り返す。という選択肢の中から選ぶことができるわけです。

ただし保険会社によっては、「補償を受けた後◯◯日以内に返金があった場合に限り、自動車の所有権を返す」といったように、 期日を定めた契約になっていることがあるので、盗難にあった場合はしっかりと確認しておくことが必要でしょう。

まとめ

  • 被害が発覚したら、すみやかに警察・保険会社へ被害報告
  • 自動車ごと盗まれた場合は車両保険の補償対象になる
  • 盗難目的でついた傷・破損も車両保険で補償できる
  • 車内に置いていた物品の盗難被害には特約で補償を
  • 2012年以降は盗難被害で保険利用の場合も等級が1つダウン

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