車を売る際スタッドレスタイヤは不要?あるとプラスになるパーツ紹介
車を売るときスタッドレスタイヤをどうするればいいの?
車を売却する際に、スタッドレスタイヤを一緒に売るべきか迷う人も少なくありません。スタッドレスタイヤが査定額にどのように影響するのか、気になるところです。
この記事では、スタッドレスタイヤの査定額への影響とスタッドレスタイヤを持っている人が、なるべく車を高く売るためのポイントについて解説していきます。
~スタッドレスタイヤ~
・スタッドレスタイヤをつけているかどうかは査定額には影響しない
・タイヤの状態(溝の深さやタイヤの大きさやタイヤの大きさ)は査定額に関係する
・車のパーツの中にはないとマイナス査定になってしまうものがある
このページのもくじ
スタッドレスタイヤのまま売ると査定額に影響するの?
地域によっては、冬の運転に必需品ともいえるスタッドレスタイヤですが、車にそのままつけたまま売ると査定にどのように影響するのでしょうか。スタッドレスタイヤを装着したまま売る場合と、ノーマルタイヤを付属せずに売る場合について詳しく説明していきます。
スタッドレスタイヤ付きで車を売る場合
スタッドレスタイヤ付きだからといって、査定額に影響を与えることはありません。そもそも、スタッドレスタイヤは車の売却時に付ける必要がないのです。タイヤは残りの溝の深さを基準に査定するため、新しいスタッドレスタイヤを履いていても、溝がしっかり残っているタイヤと評価されます。タイヤの溝が5mm以上残っていればプラス査定に、1.6~5mmの場合はプラスマイナスなしに、1.6mm未満の場合はマイナス査定となるのです。
また、タイヤの大きさも査定額に影響します。19インチ以上のタイヤを装着していると、マイナス査定となります。つまり、スタッドタイヤかどうかという点は査定に関係ないのです。 ただし、雪がよく降る一部の地域では、スタッドレスタイヤの需要が高いため、プラスの査定をするケースもあります。基本的には、スタッドレスタイヤは車の査定に関係ないと思っておきましょう。
ノーマルタイヤを付属せずに車を売る場合
ノーマルタイヤが手元にない場合、スタッドレスタイヤは車と一緒に売ってしまいましょう。ノーマルタイヤに戻しても、査定に影響するのは溝の深さやタイヤの大きさです。そのため、ノーマルタイヤが手元にないからといって、わざわざ購入し、付け替えてから売却すると損をしてしまいます。
タイヤの状態はどう買取査定額に影響するのか
スタッドレスタイヤは、買取査定額に状態が大きく影響します。そのため、新品に近い状態であればあるほど高値がつきやすいのです。特に溝の減りは厳しく査定される傾向です。
一般的に使っているタイヤの溝は、1.6~5mm程度であり、この場合は査定額にプラスもマイナスもされません。一方、5mm以上になると比較的新しいタイヤとみなされ、査定額がアップする可能性があるのです。反対に、1.6m未満になると、タイヤ交換が必要となるため、マイナスされる可能性が高くなります。また、汚れやほこりがないか確認し、査定に出す前にきれいな状態にしておくことも重要といえます。
未使用の場合は、購入時についているラベルを付けたままの状態が好ましいです。使用していないことの証明となり、消耗品であるタイヤにとって、未使用であることは買取査定額にかかわる重要なポイントといえます。
また、スタッドレスタイヤの寿命を判断材料として、溝以外に挙げられるのがゴムの柔らかさです。新品の時は柔らかい状態ですが、時間が経過するうちに硬くなってきます。柔らかい状態だと新品に近いと判断され、買取査定時に有利になるのです。
車のホイールはどう買取査定額に影響するの?
ホイールを交換している場合、特にホイールが買取査定額にどのように影響するのか気になるのではないでしょうか。日本自動車査定協会では、ホイールにも査定基準が設けられています。基本的に、ホイールは大きければ大きいほど査定額に影響を与えやすいです。擦り傷やくぼみは価値減点の対象に、傷や変形、腐食などの欠陥や、サイズ、規格が異なる場合は交換の対象となります。
また、純正ホイールか社外製ホイールかによっても扱いが異なってきます。基本的に車の買取査定はノーマルな状態が最も高額になるため、ホイールも純正だとプラスで査定されるのです。社外製のホイールに交換している場合、有名メーカーなど、人気が高いものや品質がよいものであればプラス査定になるときもあります。しかし、大型であったり、リム幅が極端に太かったりと、特殊なデザインのホイールは買取価格が低くなりがちです。このような場合は、手元に純正のホイールがあれば付け替えてから査定してもらうとよいでしょう。
車のパーツで査定額に影響するものにはどのようなものがあるの?
車のパーツは、純正のものと後から取り付けたもので査定額に差が出てきます。中古車購入の際に、純正パーツを求める人が多いため、純正パーツがなくて取り付けパーツばかりだと、査定額が下がってしまう可能性があるのです。特殊なパーツもオプションも付けていない場合には、車と一緒に売るとお得ですが、高価な後付けパーツや特殊なパーツは、車本体とは別で売ったほうがお得になります。
では、具体的にどのようなパーツが査定額に影響してくるのか詳しく見ていきましょう。
あるとプラス査定になるパーツ
パーツの中でも、純正オプションやディーラーオプションは後から付けられないものが多いため、プラス査定の対象となります。他の機能との連動やデザインの統一性といった面からも、純正のパーツは信頼性が高いのです。また、レーダーやカメラなどの安全装備もプラス査定を受けやすいです。これは、中古車を購入する人に、充実した安全装備を求める人が増えているからといえます。さらに、革シートやナビ、サンルーフも人気の高いパーツです。純正だと査定額がプラスになりますが、この3つは社外製でも人気が高くプラス査定になりやすいです。
また、一般的に有名だったり人気が高かったりするメーカーやブランド、デザインのものだと、より高い査定額がつく可能性があります。あまりにも個性が強いブランドやデザインだと、需要が少ないため買い取りがむずかしく、マイナス査定になるリスクがあるのです。
査定をするときは、パーツの状態もチェックされます。状態とは、見た目の美しさだけでなく、機能的な部分も含まれます。どんなに人気が高いメーカーやデザインのパーツであっても、歪んでいるなどの不備がある場合は、マイナス査定となるため日頃のメンテナンスが重要です。
ないとマイナス査定になるパーツ
車の改造などによって、取り外してしまったパーツがある人は、マイナス査定の対象になる場合があります。車を査定に出す際には、こだわりのカスタムパーツは取り外し、純正のパーツを取り付けておくのが理想的です。オリジナリティが強かったり、ボリューム感があったりするパーツは、特にファミリー層や女性に敬遠されがちです。
特に、車検に対応していない改造をしたり、パーツを付けたりしている場合は、マイナス査定や評価外の原因となります。そのため、車本体の買取額を上げるためにも社外製パーツを外し、パーツ専門の業者に買い取ってもらうとよいでしょう。ただし、パーツの脱着には費用と手間がかかるため、注意が必要です。社外製のパーツに交換する際は、取り外した純正品を保管しておくことが大切といえます。
スタッドレスタイヤ付きの車を売る際は「車査定・買取の窓口」を検討してみては
スタッドレスタイヤが査定額に与える影響はそれほど大きくありません。地域によっては、プラス査定になる可能性があるものの、スタッドレスタイヤの有無は基本的に気にする必要がないのです。それよりも、使用しているタイヤの溝やゴムの柔らかさなどの状態が重要です。日々のメンテナンスで、よい状態をキープできるよう気を付けましょう。また、パーツを社外製のものに取り換えている人は、純正品を保管しておくことも買い取りの際、有利に働くことがあります。
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