スープラの70スープラに関するカスタム事例
2022年11月08日 19時31分
初期のFCONVプロ装置で現車セッティングを行った結果ですが、ブーストは1.0K設定のままで、レブは7700回転まで。ま、そこまで回さないですけど(笑)まず第一の体感出来た事は、エンジンの掛かりから始めから。一発の掛かり方が良くなりました。あとはアイドリング時に、一瞬失火と言いますか、回転が落ち込む時があったのですが、それもなくなりました。以降に分かるのですが、コンピューターをイジるとアイドリングの設定って結構難しいんですかね?乗ってると変化してしまったり、落ち着かなくなったりと…詳しくは知らないのですが、アイドリングのみ純正(ブリッツアクセスコンピューターですが)ECUを生かしていますので、それとVプロとの兼ね合いと言いますか、上手くマッチしない時が時折り起こるんですかね?詳しい人は教えて下さいませ。
で、肝心の走りの変化ですが、まずブーストが掛かってからのレスポンスがまるで違います。ブーコンの設定変更もあるかと思いますが、ノーマルだとブーストが掛かり始めてから少し待ってからパワーが出てくるのですが、 Vプロ後はブーストが掛かってからもりもりとパワーがリニアに出ます。4〜5000回転からはさらに一気にパワーが掛かります。純正タービンと侮るなかれ!って感じで、2速でベタ踏む加速をすると簡単にホイールスピンします。ブーストもオーバーシュートを含め、最大1.2Kまで掛かっちゃいます。一瞬ですけどね。ノーマルに比べ、やっぱり大きな違いはタービンが回り出してからのレスポンスの違い、特性の変化ですね。ただ、大きな変化と言っても純正タービン仕様の燃調セッティングなので、何年かすると身体が慣れてきますし、無理をしてパワーを出している訳ではないので、上限はしっかりとマージンのあるセッティングにはなっています。純正タービンでそれ相応の仕様ですね。個人的に現車セッティングもしてないし、パワーチェックもした事がないのに、JZA70で330馬力とかYouTubeなど見ますが、思い込みですね(笑)社外品を吊しで付けただけでは、そんな簡単にパワーは上がるはずがありません。純正ECUのままでは、上限が決まってるんですよ。セーフティーマージンがありますので、それ以上ならないようになっています。そうでなければ、無理なブーストを掛けている設定か、タービン寿命を無視してパワー命でイジってるか…。現車セッティングって、その車の今の状態をチェックする事から始まりますし、それに合った仕様を調子よく楽しめるようにする為に、安くはないセッティング料金を支払っている訳ですから、パワーアップだけの為にセッティングをしているんじゃないんですよね。乗り易くなったとか、エンジンの調子が良くなったとか、色々とメリットが実はそれ以外にもあるんですよ。
燃調をセッティングするなら必要な空燃比計。常にモニターしておきたいのでPLXの空燃比メーターをセット。O2センサーとのセット品です。52パイと小さいのですが、薄型で場所もそれほど取りません。タッチパネルスイッチで表示変更が出来ます。
O2センサーを付けるならって事で、レッドフィールドのツインアウトレットフロントパイプをこの機会にチョイス。A/Fセンサー部も溶接されているので一石二鳥です。
Vプロと同時装着なので、単品での性能は分かりかねますが、純正に比べても排気効率が上がるのは間違いないですね。ただ、これらの仕様にしてから肝心のパワーチェックをしておりません…。また機会がありましたら、ぜひ確認してみたいですね!