ライズのフェイスオブロック・モーターファームD10・ヨコハマジオランダーX-AT・整備手帳・ハブボルト打ち替えに関するカスタム事例
2023年11月05日 08時58分
【整備手帳】
リヤのハブボルトの打ち替えを行いました。
ホイールスペーサーを噛ませる予定につきボルトのロング化です。
先ずドラム剥がし。ジャッキアップ、ウマ掛け、タイヤ外してサイドブレーキ解除したらドラムを引き剥がす。引いて剥がれなかったらサービスホールにM8ボルトをねじ込んで浮かせて剥がす。
ボルトを再使用するつもりはないので直にガッツンガッツン叩いても良いのだけど何かしらの理由で途中で作業が中断となった場合にボルト潰してると厄介なので丁寧にやるが吉。
ボルト山を潰さないように適当なナット被せて叩く。ハンマー当てがった上からハンマー(ダブルハンマー)でゴツン、ゴツン、ゴツンと軽く3撃くらいでけっこうあっさり抜けてくれます。
最初に全部抜くとボルト入れる時に困る(サイドブレーキ解除しているのでハブが回転する)ので1本抜いたら1本入れていきます。
右が取り外した標準のボルト。左が流用するボルト。正確に測ってないですけど10mm程度ロングに見えます。
ハブの裏からボルト入れてスプラインがカリッと噛み合うところでいらない貫通ナットを反対向き(テーパーじゃなく平たい方がハブに当たるよう)に付けてインパクトで軽く締めて仮固定します。
このまま締め上げていけばどんどんと圧入されていくのですが…
ボルトの根本付近は山がない(レンチ掛けてる上の交換済みボルト参照)ため締め切ることができないのでスペーサーが必要になります。厚みのあるワッシャーを複数枚重ねるなりすれば良いのですが手持ちのガラクタの中に適度なスペーサーになりそうなものが無かったのでモンキーの肢の穴を利用することにしました。圧倒的悪い見本です。
あとはナットを締めていけばボルトが引き上げられて圧入されます。肉厚のディープソケットがあればインパクトでやるのですが手持ちがアルミホイール用の超薄肉のソケットしかなくて割れると勿体無いので地道に手締めです。なのでハブが回らないように適当に突っかえをしておきながら締めていきます。
地道に4本交換完了。ドラムがすんなりと入るということはボルトは真っ直ぐってことなのでOK。
同様に反対側も交換しました。
けっこう長くなったので5mm程度のスペーサー噛ませても心配なさそうです。
逆にスペーサー無しでショート袋ナットとかだと底に当たって締りきらない恐れ。自分は貫通ナット使ってるので問題無し。