eKスポーツのタイロッドエンド交換に関するカスタム事例
2022年09月19日 21時33分
タイロッドエンド交換
手でナックルを揺するとコトコトと動く。僅かだけど。ひどくなる前に交換します。
ベルトはまた次回。
タイロッドエンド。ブーツの切れは少しだけですが、ブレーキジャダーのせいで余分に振動して消耗に繋がったと思われます。
ナットをいじくる前に、タイロッドの調整位置の確認をする。ネジ山の開始点からロックナットまでの長さをノギスで測定しました。
これを忘れるとアライメントやばやばカーになります(ハンドル切ると、タイヤがずりずり言います)。
調整部のロックナットを軽く緩め、タイロッドエンドの下のナットを半分くらい緩めたら、タイロッドエンドプーラーを使ってナックルから外す。
タイロッドエンドとナックルは、くさびみたいにキツキツに嵌っているので、こういう工具を使うと簡単に外すことができます。
バキン!と音を立てて外れます。自分も後ろにひっくり返りました。
新旧比較。新品は三菱純正じゃなく純正同等品(日本製)です。多少安いですが日本製なので問題ないです。安すぎる部品(純正品の半額以下とか)もヤフオクや通販で買えますが、命を乗せる部品なのでやめましょう。
同等品のほうが、金属の部分の全長が1.7mmほど短い。頭の隅に入れておく。
あと、ガタが出ていた方は引っ張ると上方向に少しだけ動く。中の軸が削れてしまっている。
新品を取り付ける。タイロッドに手でくるくると入れていきますが、ここである程度調整位置に近いところまで合わせておく。
ナックルと繋がってる部分のナットは25N・m±5です。トルクレンチを使って締め付け後、割りピンを入れます。
こんな風にしてみました。あまり美しくないけど、ナットが緩まなければOKです。
あとはタイロッドを外す前に測った長さに調整して終わり(タイロッドエンド本体が短いことも加味して、取り敢えず+1mmで)なのですが、そのとおりにしたらステアリングセンターがズレてしまったので、再調整して終わり。
これを売ってくれた人はガタあるのに、無理やり合わせたのでしょうか。
そんでもってなんか「ピチピチピチ…」みたいな音がタイヤの回転とともに出るようになりました。タイヤに小石もつまってないし、ハブの当たり面も清掃して、ホイールナットもトルクレンチで締めましたが直りませんので、気にすることをやめました
おわり
あとおまけで、ロアアームブーツの破れを見つけてしまいました(わーい)ので、次回はブーツ交換をしていきます。
おわり