カプチーノのリアガーニッシュ・リベットに関するカスタム事例
2023年10月01日 14時41分
納車時(14年前)から気になっていたリアガーニッシュの留め具の破損。
リアガーニッシュは、左右の先端それぞれに金具がリベット留めされており、その金具がボディの内側からビス留めされています。
ガーニッシュを取り外すには、リアウインドウ下部の4箇所のビスを外し、さらに、リアトリムを外して、ボディ内側の見にくいところにある金具を留めているビスを、ロングドライバーで舐めないように外す必要があります。
やっとの思いで外すと、今度は取り付けるのが至難の業。
金具を留めているビスを、なんとかしてネジ穴にねじ込まないといけませんが、金具も挟み込んでネジ留めしないといけません。
やったことのある人にだけわかる、2度とやりたくない作業です。
という私も過去に2度外したのですが、かなり苦労しました。
かなり前に、ハイマウントの交換を試みて、先端部分を外さず無理やり浮かせたところ、先端部分がひび割れてしまいました。
今回は、LEDが一部切れていたハイマウントストップランプの交換と、ヒビ割れ補修に合わせて、ガーニッシュを簡単に取り外せるようらリベット留めからビス留めに変更してみます。
いきなり加工後です。
ガーニッシュの裏側(金具側)から、リベットを2.5mmのドリルで揉んで飛ばします。
リベットが外れると、ガーニッシュの塗装が剥がれる場合がありますので、パテなど盛って削って表面を滑らかにして、塗装しなおします。
今回は艶あり黒のラッカースプレーとぼかし剤を使用して、部分塗装で済ませました。
金具の方は、苦労してボディ側に戻しておきます。
ハイマウントも、ストックしていたものに交換し、これまたストックしていた新品のモールディングエッジプロテクターに交換しておきます。
モールに元々付いている両面テープは着きが悪いですな…。
で、モノタロウで、ステンレスのM3×5mmの六角ビスを購入し、ボディに戻しておいた金具にM3のタップを切ります…。
が、切っている途中で嫌な感触が…。
金具は1mmも無いくらいの鉄板でできているのですが、思っていたより腐食が進んでいて、タップを切ろうとすると、そのままズボッと…。
これはどうしようもないので、ビス留め式は諦めて、樹脂性のプッシュリベットで止めることにしました。
Amazonでご覧の商品をポチッと…。
ただ、50個入りなんですよね。
同じような加工にチャレンジされる方がいらっしゃれば、次の週末のオープンカフェで声を掛けて頂ければお分けします。
(※数に限りがあります。)
で、プッシュリベットで留めたのがこちら。
サイズ感も純正リベットと同等で、パッと見も、加工したとはわからない感じです。
見た目的には苦労の跡が見えないですが、作業をやり遂げた満足感はかなり高いです。
そこそこ大変な加工ではありますが、これから何度かリアガーニッシュを外す予定のある方は、外されたのを機に加工されることをお勧めします。