インスパイアのワンオフパーツ・ダイレクトイグニッション化・精細不明・誰かおしえてくれませんか?・唯一無二に関するカスタム事例
2024年03月04日 02時39分
二代目(厳密には三代目)インスパイアUA2タイプS。1998年式(後期97モデル)に乗っています。5気筒シリーズで唯一、5穴ハブを採用したハイオク車となります。DC2 DB8 インテグラ タイプRをご存知の方は96スペックが4穴、98スペックが5穴だったのを覚えていると思います。ホンダの電装が高度になり始めた頃の車で信頼性が格段に上がりました。それが1997年からの後期型になります。ACURA TLの初代(UA2)でもありますがタイプSの設定が無かったためあまりにこの車は希少
多分この車
日本で初めてダイレクトイグニッション化した車です
2000ccの後期ラファーガCSもしくはアスコットCSだと思います
コイルは S2000のF20C用⁉️
よってデスビレスです
つか
ホンダはG25AやG20Aの5気筒はイコール、デスビ車に受け取られていますが
半分正解でして
半分はダイレクトイグニッションに近い構造をしています
幻の車で5気筒VTECのSSMの片鱗として
語られていない事実を紹介してみます
ホンダの5気筒車には
デスビの交換や清掃などの整備後には進角調整する作業項目が存在しません
これは非常に稀なデスビの仕組みをしていました
もちろん、調子が悪い場合、タイミングライトによる目視のチェックする仕組みはあるので確認は可能です。しかしながらデスビが固定されたポイントなのでずらりしたりとかデスビ自体リジットでして回してどうこうさせようにも動きません。スライドすら切りかきもありません。故に点火時期はCPUで自動です。言い方は変ですが全自動的な仕組み
もしも点火時期がずれていた場合には最悪だけどCPU交換と整備マニュアルには記載されています。私の知る限り初期の5気筒車にはマップセンサーに点火時期調整のダイアル項目があったりしたのですがマイナーチェンジして消えた項目となっていました。CB5限定ですがクランクシャフトの振動を打ち消すバランサーシャフトの存在の兼ね合いも絡んでますので気にしている方は知らせておきますね。そんなクランクシャフト撤去したのちに振動は制御系で見直しが入り抵抗感の削減とVTEC無しでも青天井なエンジンになってたりしててデスビだけでも4回ほど部品としてチェンジしていました(キャップカバーとかは別です)大衆車でありながらオイル管理さえ怠って無ければジェントルなのかハイドなのか良く分からない人が乗るには壊れにくい麻薬があるのではないかと私は思います。多分、そこまでして愛着がある方には『これ』って話です。何か歴史あるものを感じてしまうホンダイズム
話それましたが
デスビは正確なスパーク遮断装置です
ダイレクトイグニッション化するにはややこしいですね
でもデスビをアースとして逆にピックアップなマグネットコイル化したらどうだろうか?
1気筒分だけダイレクトイグニッションのシステムを構築するCPUが純正のシステムでそれをデスビで分配したシステムがノーマル
こう書くと読み違えないならば熱に弱い時代のダイレクトイグニッションシステムは最初からスルーしてノーマルでわざわざデスビを配置したシステムだったのです
当時の技術者つまりホンダさんのコスト度外視な当時のハイテクだったとしたらダイレクトイグニッションになっててもおかしくないシステムをわざわざデスビにしたのを最近、理解した私でした
アナログなフルトラのデスビやないのです
メンテは楽だし整備のコツさえ掴んでいたらe#シビックやd#インテグラよりも壊れにくい
点火システムってダイレクトイグニッション一択な世の中で久しいですが
セミダイレクトイグニッションシステムってシステムを開発していた話はあまり語られていません
5気筒乗りの方
単なるデスビの車やないので大事になさってください
壊れにくい点火システムを最初から搭載されている伝説のエンジンです
もちろん
私もダイレクトイグニッション化したいですが
諸元を知らずに踏み入れるには
ノーマルありき
もうダイレクトイグニッションシステムの中間のシステムだったって話でした💕