ティアナのエンジンスターターに関するカスタム事例

自分の備忘録的な意味合いも含めて今回は日産純正エンジンスターターについてです。

我が家のティアナさんには納車時、エンジンスターターが付いておりませんでした。
大手メーカー数社、全て適合なし。。。j32だけ。
31、33は社外スターター取り付け出来ます。
それでたまたまヤフオクに出品されていたj32から取り外したと言う純正エンスタレギュラーモデルを落札してDIYで取り付け。ディーラーにて車両に登録してもらい、つい最近までは普通に使えてました。
ある日、何故かスタート操作をしても無反応。
え、え、え？って感じで当方、降雪地域ですので、これから活躍してほしい時に？！
それから2週間、暇があれば何度も何度もメーター、ハンドル周りのパネルをバラしてエンスタ本体、ハーネスの通電確認。何をやってもダメ。なぜエンジンがかからないのかサッパリ。

ってことで、本体が逝ったと思い、今度はメルカリにてC26セレナから外したアンサーバックタイプのエンスタを購入。
使えるかどうかもわからず、とりあえずコネクタ形状が一緒っぽいのでなんとなく買って取り付けたらエラーコードH。これはボンネットが開いてるよ。ってことらしく、今度はエンスタから繋がっているボンネットフードスイッチを疑い始め、テスターを、当ててチェック。

エンスタのフードスイッチはコイツですね。
四苦八苦してようやく仕組みがわかり、車両側から配線が一本。それがスイッチに接続されスイッチからボディーアースの配線が出ていて、スイッチが押されていない状態(ボンネットが開いている)だとアースが繋がり、押されればアースが切り離される仕組みらしい。
検電テスターを当てまくってようやくここに辿り着き、最初はそもそもアースすら検出できず。
そこで、1番確実なバッテリーのマイナス端子にスイッチのアースを接続したところ、無事、エンスタでの始動ができました。結局はただのアース不良。アンサーバックタイプの方は登録してないので、結局レギュラーモデルに戻しました笑
2年もの間普通に使えてたのに、いきなりアース不良になるとは考えもせず、謎の達成感に満ち溢れております。

ちなみにエンジンは始動できないけど、エンスタでの開錠施錠は出来てる状態でした。
ボンネットが閉まってるのにエラーHと出る場合はフードスイッチ、フードスイッチのアースを疑ってみてください。
同じ症状の方、ご参考になれば幸いです。
長々と失礼致しました。