A7 スポーツバックのドア内張り剥がし・ウインドウスイッチ交換・DIY・アウディA7に関するカスタム事例
2024年03月26日 15時04分
DIYネタです。
ドア内張りばらし&ウインドウスイッチ交換
DIY難易度レベル 3
準備するもの マスキングテープ 2液タイプの接着剤 トルクスレンチ(T10からT30までのがセットになってるキータイプので可。長めが良い) 内張りはがし マイナスドライバー2本
ファーストエディション以降のA7はコストカットの関係で安っぽいプラスチックのスイッチになっています。これをアルミタイプに交換します。純正品はめっちゃ高いので純正風のやつをおすすめします。見た目は純正とほぼ同じです。共通部品で右ハンドル用とかの区別は無いので心配無用です。
この作業ではソケットを外すため、車の電源が完全に落ちた状態で作業してください。ドアを開けて7分以上放置したら電源が落ちます。室内灯はオフにしておいてください。カーテシランプは点いたままで問題ありません。作業中は一切電気が走る行動は厳禁です。ドアの開閉やシートの位置調整もNGです。(作業中ウインドウが下がって戻らなくなった場合は閉める長押しとかで元に戻ります。その場合はまた電源が落ちるのを待ってから作業を進めてください)
まずアルミのドアパネルを外すのですが、めちゃくちゃ固くて大変です。海外の人がyoutube等で紹介してる方法ではドアハンドル下に内張りはがしを突っ込んで外してますが、真似しない方がいいです。というか入りません。無理に入れようとすると傷がつきます。
フロント側から内張はがしを使って徐々にはがしていくのがいいです。爪は1~2本折れると思うので折れた場合は2液タイプの接着剤で直してください。折れる前より強力にくっつきます。
後半まで外したら、最後の部分は斜め上にスライドさせるか上から下側に回転させるようにこねれば外れます。外したらとまってるトルクスネジを全て外します。
次にスピーカーグリルを内張はがしで外して、とまってるトルクスネジを外します。アームレスト下の穴にあるトルクスネジも外します。
ネジを全て外したら内張りはがしでパネル本体を下側からはがしていきます。(パネル本体は簡単に外れます。外れない場合はトルクスネジの外し忘れがあるので注意してください。助手席と後席でネジの位置と本数が異なります。)
本体を上に持ち上げて外したらソケット類を外すのですが、パネルを空中に持ったまま複数のソケットを外すのがちょっとムズイです。ソケットは爪の部分を指かマイナスドライバーで押しながら引っこ抜けば外れます。(白いロックのやつは普通に回転させて解除して引っこ抜けば外れます。)
パネルを外したらスイッチの交換ですが、外し方がわからないとめちゃくちゃムズイです。細いマイナスドライバーが2本必要です。まずスイッチの奥側の爪2カ所をマイナスドライバーでこねて外した状態をキープしつつ、もう1本のマイナスドライバーで手前側の爪2カ所を外して奥に押し出せば外れます。最初外し方がわからずめちゃくちゃ苦労しました。コツをつかめば簡単です。
運転席スイッチは大きいので簡単ですがリアの小さいやつは激ムズです。慣れれば秒で外せます。
スイッチを交換したら逆の手順で組み直して完成です。
ショップに頼むと1カ所1万円はとられると思うので合計4万円以上かかると思います。自分でやれば4万円浮くのでやる価値はあると思います。