セルシオのエアコン・純正部品・DIY・修理に関するカスタム事例

セルシオ エアコンについて...

ご無沙汰しております。
納車されてから早8ヶ月ほど（？）ですかね、段々とセルシオにも慣れてきました。

本日のお話は以前投稿にもあって"エアコンの温度が勝手に上がってしまう問題"についてです。
今回の投稿はちょっと長くなりますが、
最後まで読んでいただけたらきっと為になります。

以前の投稿でセルシオのエアコンをONしてしばらく走ると19.0>19.5>20.0>20.5...と設定温度が勝手に上昇し、暑い日でもHotMaxになってしまうという問題がありました。
こちらの問題に対してクーラントを補充すると一時的に症状が出にくいことから、クーラント不足が原因ではないかと考察したのですが、この数ヶ月間セルシオを運用して、クーラントが満タンでもこの症状が頻繁に出てしまう事がありました。
このままではこの夏は走るサウナに乗り続けることになってしまうという事で再び診断をしました。

私は最初にマルチナビの故障、エアコンコンピュータの故障、温度設定スイッチの故障の3つを予想しました。
まず、お金のかからない場所から診断という事で運転席側の温度スイッチを外し、カプラーを抜いた状態でエアコンをONして症状が出るかを実験しました。
実験結果として症状ありでスイッチの予想は外れました。
次にエアコンコンピュータの交換。
こちらはグローブボックスを外した奥にある黒い箱型のパーツでカプラーが5つ刺さるパーツです。(純正品番88650-50430)
こちらはヤフオクで実動車外しの物を1000円で落札し、交換。
こちらも交換したが症状あり...
次にマルチナビの交換。(純正品番86110-50150)
ヤフオクで6300円で落札。
こちらも交換したが症状ありのハズレ...

完全に修理ハマりして途方に暮れていて、他車種のエアコン修理記録について調べていたら、リレー交換でエアコンの修理をした記事がありました。
最後の希望をかけて、新品の純正リレー3300円を発注(純正品番90987-02012)し交換...

なんと、症状ナシ。
100km以上連続でテスト走行で症状なし。

安心して今年の夏はドライブできます😌

さて、リレー交換についてです。
作業はとっても簡単です。
エンジンルームを開けて向かって右側のリレーとヒューズが入ってるボックス（写真赤丸）を開けて、（写真赤丸の）リレーを抜いて変えるだけです。
リレーを抜く時、かなり硬くて抜きにくいのでラジオペンチやセルシオ純正工具セット（トランク左側）のプライヤーを使うと簡単に抜けます。

今回、かなり遠回りしましたが結果これにて修理完了ということになります。
セルシオのみならず、一口にもエアコン故障といっても様々な症状がありますので慎重に診断をして、問題解決を導いてあげると良いかと思います。自分みたいに無駄にお金がかかってしまいます。。笑

最後までお読みいただきありがとうございます🙇

ここを開けて...

これを抜いて、刺し替えるだけ...

リレーの純正品番
レゴブロックほどの大きさでした。