カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・9段階評価・ヴィッツに関するカスタム事例
2024年02月12日 18時40分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント 購入検討している方の参考になればと思います ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ第245弾
トヨタ ヴィッツ(3代目) 前期
昨日出かけたついでに乗ってきました。まずは3代目ヴィッツから。前に後期モデルをレビューしましたが、今回は前期です。
3代目ヴィッツのポイント
クオリティの追求から軽快さの追求へ。2代目(以前レビュー済み)では、クオリティの追求をして、コンパクトカーとは思えないような出来の良さ(ドア内側のチリ合わせが出来ていないのが残念でしたが)が実現できていました。3代目では、軽快さと上質感を表現させたとのことです。今回の車両は2012年の改良時に設定されたFスマイルエディションです。通常グレードと何が違うんや?というと、スマートキー、スーパーUVカットガラスが標準装備され、その他装備が追加されるモデルです。また、今回の個体に塗装される水色も、この特別仕様車専用色です。1.3L車になります。新車価格は137万5000円で、スマートストップパッケージ装着車だと143万5000円です。2010年から2014年にかけて生産された前期ですが、その後の中期ではボディ剛性の強化、後期ではHV車が追加されて、ショックアブソーバーも採用されているので、乗り味は全てのモデルで異なるそうです。まだ1.0L車、HV車、中期モデルに乗れた試しがないので、機会があればそちらもレビューしたいかと思います。では、始めます。
3代目ヴィッツの良いところ
・ペダルレイアウトが良いです。足をパンと出すと、ブレーキの中心より右側ですが踏めます。
・エアコンの温度・風量調節がダイヤル式です。節度感も良かったです。マニュアルエアコン仕様でもダイヤル式になります。
内装
写真無いんか?と突っ込まれそうですが、写真撮るのをなぜか忘れてしまいました。すみません。ドア側は肘置きのみファブリックで、あとはハードプラです。内装は全体的にハードプラばかりですが、価格考えるとこんなものかな?と思います。室内照明は豆球です。シートの感触は普通の素材感で、固めになっています。これなら長距離も疲れにくいと思います。シフトはゲート式です。後継のヤリスからストレート式になっています。後席ですが、身長177cm(最近諸事情で健康診断受け、身長測定したのですが、1cmだけ伸びていました)の私で、前席のドラポジ調整した場合ですと、頭上空間が拳2個分、足元空間はメジャーで測定して12cmありました。少し狭いかなと思います。角度調整機能もありません。
私のドラポジで撮影してみると、ボンネットは全然見えません。また、個人的には、ワイパーが結構車内から見えて鬱陶しさを感じました。もう少し隠せなかったのかな?と感じます。
荷室
こんな感じの広さです。幅が100cm、高さが88cm、奥行き65cmです。まぁ、コンパクトカーにしては普通の広さかなと思います。
床下収納です。一番広いところで幅が59cm、高さ13cm、奥行き26cmあります。
後席を倒しました。残念ながら、18cmの段差がありますので車中泊は無理だと考えた方が良いです。コンパクトカーですので仕方ないですが。奥行きの測定は忘れてしまいました。
ヘッドライトを点灯させました。ハロゲンですね。
メーター
タコメーターはありません。Uグレードで付きます。視認性は普通です。
タイヤ
165/70R14インチです。Fグレードだと、中期でデザイン変更され、後期でまた変更されています。前期と後期のホイールキャップ、同じ物かと思いきや、微妙にデザインが異なるようです。Uグレードで15インチ、RSで16インチアルミホイールになります。
搭載エンジン
1NR-FEエンジンの95馬力です。アクセルは普通ですが、ブレーキに違和感ありです。体感1〜2割くらいまで効かないですが、そこから踏み出すといきなりガツンとなるブレーキです。悪いですね。まだ2代目の方がブレーキは良かった気がします。ここは効かせ過ぎなので減点します。後期のレビューの際、効かないブレーキだとお伝えしましたが、記憶違いだったかもしれません。加速性能ですが、反応自体はCVTにして早めで、良いと思います。高速道路は短時間でしたので試していませんが、街乗りであれば性能も悪くなく問題ないかと。静粛性は想像より高く驚きました。同世代だと初代ノートはそこそこ、2代目ノートは悪く、2代目フィットは良い感じでしたが、ヴィッツは良い部類かなと。サスペンションは硬いです。男性向けにシフトしたとのことでこのセッティングにしたのかなと判断しますが、女性からしたら硬いと感じると思います。突き上げ感はリアサスがしっかり仕事してくれるので、比較的感じにくいです。アルファードのような感動する乗り味は流石に実現できていませんが、悪くはないかと思います。加点できる乗り味とは言えないですけどね。停車時はシートに若干の振動が来ますが、シフトやハンドル側には来ないため、良いです。根本的なボディ剛性も当時のコンパクトカーにしては高い方だと感じます。ハンドルは少し重めです。もう少し軽くしても良いかと思います。
3代目ヴィッツの悪いところ
・他の車と違い、ワイパーが1本になってしまっています。昔だとメルセデスベンツが拭き取りやすくするため1本にしたらしいのですが、3代目ヴィッツの場合は特に言及されている記事は見当たらなかったのですが、単なるコスト削減・軽量化のためじゃないかと思います。減点にします。2代目ラクティス(以前レビュー済み)もこれでしたよね。
総評(5.0点を基準・最高点として加点・減点)
加点ポイント
無し
減点ポイント
・1本だけのワイパー+車内からワイパーが結構見えるため鬱陶しさを感じる。−1.0点
・違和感のあるブレーキ。−0.5点
評価:3.5点 悪くはないです。検討しましょう。
基本的に私の体感ですが、ヤリスよりはこちらの方が良くできていると思います。運転した際のハンドルの応答性はヤリスの方が上ですが、シートの心地良さ(一体式シートの場合もヴィッツの方が上でした)、内装の造りや品質はヴィッツの方が上です。当時のコンパクトカーとしては、比較的良い方なのかなと感じました。ただ、目立った加点ポイントが無く、1本しかないワイパー、違和感のあるブレーキが減点となり3.5点になりました。