アクセラの塗装のコツに関するカスタム事例
2018年12月31日 14時50分
キーワード、エムダクト オールジャンルで車好きな人 アルトワークス 快速仕様→c34ローレル vip仕様→18ハイラックスサーフ 迷走+ポーターキャブ かわいい仕様 炎上廃車(泣)→キャロル 旧車仕様→(一瞬、ekシビックtypeR ばっきばきJDM仕様.FD 同じく.100ハイエース ちょいバニング仕様)→es3シビックフェリオ 快適快速仕様→100マーク2 どノーマル仕様→アクセラ プラモデル仕様・ハイエース やり取りない方整理中
缶スプレー塗装のコツ。
少々理屈っぽいですが…
昔、おっしょさんに教えてもらったコツを紹介。
多分、一般的に多いと思われる失敗が
垂れ
次は
鮫肌、ゆず肌
あたりかなと。
鮫や柚子なら、磨けば艶々になるから良いんです。
垂れは…修正に時間がかかる上に、垂れの周囲の塗膜が剥がれて、下地が…
なんてことも。
そこで、基本的に言われていること。
一定の距離とスピードで。
塗装の始まりと終わりは手首を返して。
いきなりんなこと言われても、なんでそうなるのかがわからなければ、思考錯誤なんて出来ない。
わりゃあ、ちったぁすくねー脳ミソで考えろや!
なんておっしょさんの言葉が脳内を巡る(@ ̄□ ̄@;)!!
……いきます。
キーワードは、ミストと表面張力。
塗装は、塗料をミストにして対象物に当て、そこに集まったミストが表面張力でくっつきあい、乾燥とともに溶剤が抜けて塗膜として完成する。
表面張力を超えれば垂れ
ミストとして残れば鮫
半端なのが柚子。
但し、エアガンで噴く場合はシンナーやら硬化剤、軟化剤、混水等複合的要因があるので割愛する。
塗装専門家からのマジレスは勘弁してください。
画像にある通り、
一発目にスプレーした中心部はミストが濃くなり、周囲にいくほど徐々にミスト状になる。
二発目は、ミストを隠すように重ねる。
これを繰り返すわけだが…
理解してもらいたい点は、
1.中心部に近づくほど、ミストが濃くなり、中心から周囲にいくに従いミストが薄くなること。
艶々してる部分でも、顕微鏡レベルでみれば周囲にいくほど塗膜が薄くなる
2.対象物とスプレーの距離が変わると塗膜にムラが出る事に
艶々の部分が広くなったり、狭くなったりする
3.塗ると言うよりりも、ミストをぶつけるという感覚を忘れないこと。
4 .一度目が鮫肌になったとしても、二回目の塗装でミストがのる事で、表面張力によりくっつき合うこと。
ミストか濃くなれば膜になる
伝わっているか心配だが…
要するに
塗装の始まりと終わり、重なり合う部分は塗膜が厚くなる。
→始まりは対象物の手前からスプレーを始める。
終わりは塗りきる、のではなく、手首を返して塗料を切る。ミスト状にして終わらせるイメージ。→塗装は右から左の一方向で塗るのでなく、左右から双方向で塗っていくので、終わりは、次の始まりであるから。
→重なり合う部分は、艶々の部分の下1/3を目安に重ねる。→ミストがあつまるほど膜が厚くなり、限界を越えると垂れる
慣れないうちは、重ねない。→二回目三回目と来る返すうちにミストがくっつき膜になるから。
対象物との距離が変わると塗膜が変わる
→対象物と一定の距離でスプレーする。
これが良く言われる
薄く塗り重ねてください。
一定の距離とスピードで塗ってください。
始まりと終わりは手首を返して下さい。
の理由です。
なれれば艶々の部分を感じながら塗装出来ますか、慣れないうちは薄く薄く何度も塗って、鮫肌になったら磨く。
で良いと思います。
個人的には、艶をみながら塗装出来る人はソフト99
良くわからない人はホルツ
が良いと思いますヾ(@゜▽゜@)ノ
塗る順番
ます、塗りにくい所から。
基本は上から下に
だけで、先ずは塗りにくい所を塗って、上から下に吹いていく。
薄く塗り重ねる場合
1 脱脂
2 捨て吹き
艶を出さず、全体的にミストがパラパラとのるように吹く
はじきがあれば乾燥後、800番程度でから研ぎ1.2を繰り返す
水研ぎはしてはいけない
3 本塗り
説明書には15分乾燥後に重ね塗りするようにあるが、5分で。理由は余り時間を置くとミストが乾燥してしまい、次のミストとくっついて塗膜にならないから。
4 三回重ね塗りしたら、15分以上乾燥させる
これで垂れないギリギリで塗った塗膜2回分位にはなっているはず
5 さらに3回~ 4回重ねる
下の塗膜が未乾燥なので垂れやすくなっている。10分間隔で重ねる。
6 鮫肌になっていても気にしない。
と膜はきちんと出来ている
この後のクリヤーのミストと混じり良い感じになる。
7 クリヤーを吹く
最後のカラー塗装がおわったら、5分以内に一度クリヤーを捨て吹きする。
さらに5分後にもう一度捨て吹き。
艶を出そうとしてはいけない
8 クリヤーで545を実施する。
9 最低3時間放置
10 触ってok、室内に移動させて最低3日放置
この間に絶対研いではいけない
11 1000番で水研ぎ。
やり過ぎてはいけない。
力を入れてはいけない。
角を研いではいけない。
優しく優しくシャカシャカする。始めは引っ掛かかり、指や当て板からペーパーが外れるかもしれない。それくらい優しく当てる。
ムカついてはいけない。
しばらくすると引っ掛かりがなくなり、スムーズに研げるようになる。
欲をかいてはいけない
ここでやめる。
12 全体的に濁ったような感じになっていれば正解。
→鏡面コンパウンド9800番程度 でテカテカになるまでひたすら磨く。
一部濁ってない部分がある場合
→3000番程度のコンパウンド
ペーパーは使ってはいけない
で磨く、これで全体的に濁るはず。
9800で磨く
13 完成
捨て吹き
一部濃くなってる部分は、弾きがあったので確認のため2 3回吹いてます。
これくらい薄く吹いても、ミストが集まれば膜になります。
多分これが本塗装1回目の画像です。
下がうっすら透けてますが、こんな感じで良いのです。
慣れないうちはスプレーのスジがはいり、ムラムラになるかもしれませんが、重ねれば良いのです。
修正しようと追加でスプレーしてはいけません。垂れます。