かずさんが投稿したカスタム事例
2023年03月23日 01時24分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
ホイルシリンダーとライニング左右セットを注文してホイルシリンダーが届いたのでホイルシリンダーを先に交換する為ウマをかけて車を浮かします。
ドラムを外すのですが大抵そのまま引っ張れば外れますが張り付いている為か引っ張っても外れないのでドラムを外す為のネジ山が切ってあるので合うボルトを入れて締め込みドラムを外します。
外したら中はブレーキオイルまみれでデロデロになってます😱
この時点であることに気がつきます。
4WDの為かハブが大きくホイルシリンダーを外さないとライニングが外れません😨
まあどっちにしろライニングかこないと作業が出来ないのでホイルシリンダーとライニングを外して一旦終了。
ホイルにもブレーキオイルがかかっているので中性洗剤でゴシゴシと洗浄します。
ドラムめめ中性洗剤でゴシゴシと洗って取り敢えず作業一旦終了です。
ホイルシリンダーは左右同じでライニングも前後左右一緒です。
バラして各パーツを洗浄し組み上げます。
ライニングを替えるときは片側づつします。
両方バラしてしまうと組み方を忘れたりした場合に分からなくなるからです。
ライニングの角を落とし面取りをしたら表面を軽く荒いペーパーで足付けしておきます。
バックプレートもブレーキオイルで塗装が剥がれたりしているのでワイヤーブラシとパーツクリーナー等を使い洗浄します。組み上げる前にバックプレートを耐熱ブラックで塗装しました。
塗装が乾いたら組つけます。
左側終わったら右側も同じように作業し組つけます。
右側は漏れてなかったので塗装はしていないです。
ブレーキオイルをマスタータンクに入れますがタンクがバルクヘッド近くにあり別の容器に入れ換えてオイルわー入れて各ブレーキラインをオイルを通しエア抜きします。
ブレーキのエア抜きは基本ツーマンセル、二人1組でしますがワンウェイバルブ付きのエア抜きタンクがあれば一人でもできますが確実にエア抜きするなら二人1組でやった方が確実です。
エア抜きが終わったら踏みしろを確認してウマを外して車を下ろして試運転してブレーキを焼きサイドブレーキやブレーキの効き具合を確認して作業終了です。
新車で卸して他のメンテナンスはしていましたがブレーキオイルだけはしないといけないと思いつつしていなかったので今回のような事になりました。
新車から7年、11万キロ走行してブレーキオイルを換えてなければなりうる故障でした。
古い車等でブレーキオイルを換えていても同じ事が起きる場合があります。自分も随分昔72ワークスで信号で止まろうとした時にブレーキペダルが奥まで踏み抜けた事があり今回は踏みしろが深くなりまだ止まれたので事故が起きなくて良かったです。
ブレーキが漏れて付いたライニングは残量があっても新品に交換しないと摩擦係数が高くなり片効きしますのでケチらず新品交換必須です。
今回かかった費用はホイルシリンダーが部品卸で1個5050円、今回はオークションで左右セット8500円、ライニングハーフキットは部品卸で2つ3600円、ブレーキオイルは新品ストックがあり0円でブレーキオイルを買っても15000円位で作業時間がトータル約3時間程です。