エブリイワゴンの大森メーター・追加メーター・水温計・油温計・電子式に関するカスタム事例
2025年01月16日 00時40分
子供の頃から日産の直列6気筒が好きでL型に惚れ、230〜430セドリックなどを乗り継いぎ、ハコスカ4ドアでL28改にソレ・タコ・デュアルしてましたが家庭事情により車は辞めていました。 がっ‼️… みんカラ↓ https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2589016/profile/ Twitter↓ https://twitter.com/nissan2000ohc
この最近、こんな事ばかりしていました。
古き良き【大森メーター】のお手入れです。
あ、因みに最近アップした45φ大森メーターとは別のボッコボコの大森電子式水温計60φです。
メーター本体の劣化だと思うのですが、指針が狂っています。
目安程度の物ですが、我慢ならんほど合っていません。
本体は内部に2ヶ所小さな半固定抵抗である程度調整が出来ます。
しかし私にはこの2ヶ所がそれぞれどう調整するのが正しいのかはハッキリ分かりません。
先ずは正確なことを確認済みの大森正規純正品のセンサーを繋ぎます。
何となく分かっているのは、【主に低温側】と【主に高温側】みたいな感じはしています。
大森でも全体的に上げ下げするオフセット調整と比率的に変化するゲインとあるものもあるようです。
私のは、例えば100度なのに95度しか指針しない場合、2つの内1つを弄って100度に調整したとします。
全体的に5度高くなったならオフセット調整だな?とか思うのですが、そうでもない。他が合わないのですよ。
調整前の指針に戻して元へ。
もう1つを弄って同じことをしてもオカシイ。
100度は合ったけど他が合わない。
100度指針位置は5度下げたのに80度では凄く低く指針しておまう、、、、みたいな。
2つの半固定抵抗を想像で少しづつ回して全てが実温度の指針になるように持っていきました。
でも実は新品でも、どのメーカーでも全てがピッタリではないのですよね。
特に50度とか低い部分は結構誤差が酷いです。
構造的だったり、誤差があってもかまわない部分ではあるからつめないのでしょうね。
水温計なら70度〜100度あたりは合っていて欲しいです。
油温計ならせめてエンジンオイル性能が保持出来るマックスの130度は合わせたいところ。
大気圧で沸騰させれば100度ですから、先ずは100度指針に調整し、他でも合うまで2つの半固定抵抗をちょこちょこと長時間腰を据えて弄りました。
どーしても合わない位置がありますが、これは新品でもあり得るんですよね。
新品同士を並べてテストするとよく分かりますが、デフィーでさえ僅かですがあります。
カー用品として販売する商品なので価格的にも使い道的にも仕方ないんですよね。
話を戻して完成形は、
100度は合ってる(1335Ω)
80度付近も合ってる。
70度は1度低い。
60度でまた合ってる。
50度辺りは少し高めになる。
40度以下は低めになる。
許容なのでこれで完了にしました。
こんな感じはよくあります。
どこを重視するかですかね〜。
でも、オーバーヒートとされる100度は合わせたいので、なるべく全体的に許容出来る調整に持っていきました。
5時間はやっていたと思います💦
あと、大森メーターの純正の温度センサーは今や入手困難です。
互換温度センサーが売ってますが、誤差が結構あります。
純正品がないので知っていて購入しますが、大森メーターは抵抗値が高くすると高温に指針し、抵抗値が低くすると低温に指針する仕組みです。
デフィーと真反対です。
この場合は抵抗を並列で繋いで校正っぽいことをします。
元々はネット情報を参考にして、いつもこの方法で対処できています。
記事をアップなさってくれた方に感謝です。
出所が同じセンサーでも個体差があります。
今までにも同じ出所の温度センサーで、1つは61KΩを並列接続して校正出来ました。
ところがもう1つは53.2KΩでピッタリになりました。
因みにどちらも100の時に110度【前後】と指針させてしまうセンサーです。
でも80度では87度を指針する。
単に10度高い訳ではありません。
その【前後】がこの違いになるのだと思いますが。
メーター調整の後にセンサーも校正まがいをしたので8時間は台所でやっていました(笑)
普通なら新型のデフィーとか買ってしまえっ!て感じですね💦
せっかく今まで捨てずに倉庫に保管していたので何とか使いたいのです(笑)
倉庫から出して見たのも18年以上振りでした。
調整/校正じみた事で何とか使えるレベルにはなりました。
画像は抵抗を繋いだ互換温度センサーの方を繋いでいます。
(この60φ電子式水温計はセンサーのテスター用として使っていくことにしています。)
しかし、センサーのネジが現在の規格に合わずそのままではセンサーアダプターに接続出来ないなど問題にはまり込むのでした。
コイツに乗ってたときに着けてたり集めていた物です。
この車(昭和45年式スカイライン)にとっては大森メーターでも新し過ぎる感じがして、更にレトロチックな【関東精機】に変えて、それは装着したまま売却しました。
調整して温度センサーのテスターとして使用。
バラしついでに拭き掃除して組み立てました。