エリシオンのNUTEC・オイル交換に関するカスタム事例
2019年08月06日 09時13分
夏季休暇を前にお世話になっているショップにて3000km毎のオイル交換。
オイルはいつものNUTECです。
NUTECのオイルはベースオイルにエステルを採用しており、エステルには極性(プラスとマイナス)があり、壁面となるエンジンブロックに(金属にも極性があるので)電気的に吸着しやすい特徴があります。
そのため充分な油膜の厚みがないような、朝一番のドライスタート(コールドスタート)でも、しっかりした潤滑性能が発揮されます。加えて、吸着性が高いことから、壁面に汚れが付着しにくい状態になり、洗浄効果が高まることになります。
一般的な化学合成オイルと呼ばれるブランドオイルと比べて、さらさらとスムーズに入る込み、『通常の10分の1以下の超微粒子』とうたっているように、このきめ細かさがエンジン内部の隙間、壁面までにオイルを送られます。それによりフリクションロスを減少し、しっかりとした油膜が張られることで、エンジンの耐久性を長く保つことができます。
NUTECを使う上でのポイントは、良質のベースオイルを使っていることから、粘度の異なる2種類のオイルをブレンド(配合)して使うことが可能な点です。
例えば、夏場のハード走行や過酷な熱対策には、硬めの10W-50の比率を多く使用したり、省燃費を意識して、柔らかめの0W-30のブレンド率を高くしたりと、走行条件に合わせて選択できるスペシャルオイルなのです。