MR-SのDIY・ロアアーム交換・タイロッドエンド交換に関するカスタム事例
2023年11月06日 22時17分
2005年式後期型MR-S Sエディション 6SMTに乗っています。 根っからのスポーツカーとオープンカー好きです。 オープンでマッタリとドライブとなるべくDIYでコツコツいじっております。
連休最終日はロアアーム交換をしました。ボルトナット新品届いて、スタビリンクやタイロッドエンドも555の互換パーツ新品に交換します。
とりあえず外に工具と共に並べる
まずはジャッキアップ
タイヤ外します
タイロッド。ブーツの状態は悪くなさそうだけど。
まずはコイツの出番。タイロッドロックナットを緩める。
以前にトー調整やってたからロックナットは簡単に緩んだ。初めてトー調整したときは親の仇かって位に固くロックナットレンチも所有してなく舐めそうでストレスマッハでした。
タイロッドエンドナットの割りピン抜きます。
さぁいよいよタイロッドプーラーの出番です。ここの作業の大一番。プーラーネジ締め込んである程度テンション掛かったらプーラー叩くとバキンっと言う大きな音と共に外れます。ネットでこの音が心臓に悪いと言う理由がわかりました。
抜けました。
なるべくトーズレないようにマーキング。まあこれ意味無かったんですが。
外して新旧比較。ゴムブーツはまだ綺麗で一度交換歴があるらしく整備工場での交換したと思われる丁寧な針金留がしてありました。ボールジョイントの状態はまだ頑張れるかなって感じです。トー調整の面倒くささを考えたら交換しなくてよかったか?
タイロッドを戻す前にロアアーム外す為の準備。
まずはスタビリンクのナット外します。
ロアアームジョイントのナットの割りピン外します。
タイロッドエンドプーラー再び。先程と同じ要領でプーラー挟み込んでテンション掛けて叩き込みます。バキンと勢いよく外れました。
前後のロアアームボルトを後ろは下から手前は横からボルトナットを外します。
下からのボルトはサブフレーム越しについてるのですが、まあ固い。ロングスピンナーハンドルでやっとです
外れました。高トルクで締まってるうえ錆び錆びです。
で、ロアアーム抜き取るのがまた知恵の輪と言うか、後ろ側ブッシュがピッタリハマり込んでてグリグリと力込めてこじりながら引き抜きます。助手席左側やった時は勢いあまってハブに手をぶつけて負傷。ニトリルグローブの中が血塗れに…。
スタビリンクは寿命ですね。前回の車検で注意項目として言われてました。
こっちもグリスが滲んでます。
ブッシュも細かいひび割れが。15万キロの蓄積です。
新旧比較。スタビリンクはだいぶ違いますね。
ボルト比較。こんだけ錆びるんですね。
後は逆手順で新しい部品を戻していくわけですが、ロアアーム後ろのブッシュが幅がピッタリ過ぎて上手く角度を合わせないとなかなか取り付け位置が合いません。なんとかパワープレイではめ込み、ボルト穴位置も合わせます。これはサブフレーム外してやればもっとすんなり出来たと思いました。
最後はロアアーム持ち上げてトルクレンチで1G締め。但し前方のロアアームブッシュのボルトナットはロアアーム荷重掛けずに締め込むと整備書に書いてあるのでそのとおりに。
助手席側もこのような感じで交換しました。
全部作業が終わった時には日が暮れてました。昼から始めて夕方5時前には終了。
トー調整、ハンドルセンター調整は翌日に。
軽く試走したらなんかブッシュがシャキッとしたのか車高が上がった感覚が。ハンドルの手ごたえが増しました。