carveryさんが投稿したcarvery・カーオーディオ・スピーカー・DSP・アンプに関するカスタム事例
2023年07月25日 12時40分
Harmonic Harmonyのケーブルですが、販売用の製品が今週末入荷予定となってます。
販売準備等含めると正式販売開始は8月初旬頃からかと思います。
当店の取り扱いとしては若干高いという声もちらほら頂きますので、ちょっとだけ説明しておきます。
「価格だけ」を見たら確かに私も高いと思いますので!笑
ケーブルに関しては、違いがハッキリ体感出来るほど効果の高い良いケーブルは電気抵抗を極限まで減らしロス無く信号を伝送するために高価な材料や技術等使用しており、決してぼったくってる訳では無くマジでビックリするくらい原価も高いんです。
カーオーディオ用として車内環境では僅かな違いしか分からない費用対効果の低い中途半端なものを安価に扱う位ならそもそも私はケーブルは扱わないです。
当店のポリシーは原価の安い製品をより安く多くの方に販売するのではなく、原価や価値が高い良いものを価値がわかる方により安く手にして頂く事を重視しています。
例えば、1mで税込41,000円となっている一見高い上記CONCERTO(コンチェルト)RCAの仕様としては、RCAプラグはノンメッキ、ノンコートの純銀製です。
純度の高い銀は素材自体の価格だけでも高価ですが、電気伝導率のほか、熱伝導率もトップクラスです。
一般的に流通しているケーブルですと金メッキや銀メッキ、ロジウムメッキ等のメッキによるプラグが殆どかと思います。
メッキは表面の数μ程度しか層が無いので、やはり純銀ソリッドプラグと比較したらプラグとしての電気伝導率では劣ります。
銀に次ぐ電気伝導率の高さを誇るのが銅です。
銅はケーブルの導体として多く採用されています。
銅の純度による不純物の有無により電気伝導率も異なりますし、純度の高さにより材料自体の価格も跳ね上がります。
Harmonic Harmonyが使用しているOCC銅線は全て8N(99.999999%)を使用しており、CONCERTO RCAは純銅撚り線では無く単線です。
数値的に見たら1%よりさらに下の世界ですので、そこまで違わないでしょと思われるかもしれませんが、数値が重要なのでは無く、銅の組織的に見たらこの僅かな差が非常に大きく信号の伝送にも影響しています。
さらにポジティブとネガティブをツイスト処理しています。
シールドも4NOFCによる3相構造となっています。
上記は全てTrue Specです。
世の中には表記上の仕様はあたかも良いものを使っているのかの様にしたものも実際には安価に流通しています。
当然その様な物を使用した場合は変化があまり無いと感じる筈です。
敢えて多くは説明しませんが、上記内容で同価格帯他製品の仕様と価格を比較してみて下さい。
スピーカーやアンプ、DSP等もそうですが、セラーやショップ等の説明だけで決めるのではなく、ご自身でしっかり調べて納得して購入頂く事が非常に大事かと思います。
繰り返しになりますが、ハッキリとした違いが分かる程のTrue Specのケーブルはそもそも使用している材料が高いので原価がビックリする位高いです。
よくケーブルを変えても違いが分からず意味が無いと言われることもあるかと思いますが、中途半端な仕様や嘘スペックの物では私もそう思う側の人間です。
スピーカー含め大手さんの様に在庫も大量に持てませんし大々的に売るつもりは無いので、その分販売価格を抑えて分かる人だけに使って頂いて幸せになってもらえればいいかなといった感じでひっそり販売します。笑
一部受注販売にしておりますが、受注販売品や在庫切れの製品に関してはご注文頂いて1ヵ月以内にはお届け出来ると思います。