かずさんが投稿したカスタム事例
2020年05月14日 15時24分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
日産車、特にセレナによくあるホーンが鳴らずの修理でエアバックスパイラルユニット交換をします。
症状はセンター位置でホーンが鳴らなくどちらか45°以上回すと鳴るという症状です。
今回はデュアリスのエアバックスパイラルユニットを交換します。
まずバッテリー端子を外して3分以上待ちます。
そのあとホーンパッドの下を引っ張り外します。
通常はトルクスボルトで止まっていますがデュアリスは針金みたいな物がステアリングの爪に引っ掛かっているのでそれを押しながら引っ張ります。
写真のコの字の部分が厄介な部分です。
エアバックを外してステアリングを外すのですが一気にナットを外さず半分ぐらい緩めてステアリングをこじりながら外します。シャフトとステアリングに合わせマークがあるので外す時に位置を確認して取り付けるときに同じ位置にステアリングを付けるようにします。
ナットを外してステアリングを外そうとするとステアリングシャフトはテーパーにスプラインが入っており最悪顔面にステアリングか当たります。
コラムカバを外してスパイラルユニットを外します。
外したユニットと新しい社外新品ユニットです。
外したユニットは油が出ていました。
新しいユニットを取り付けてステアリングを取り付けるのですが新品でも油断はできません。
固定ホルダーを外して指でゆっくり回していき回転数を数え中心を出します。
以前3回新品と中古を交換した時に固定してありましたが中心が出ていなくステアリングを回したらスパイラルが切れたということがありました😱
新品、中古を問わずステアリングをつける前に中古は必ず出すようにします。
各カプラーを取り付けウインカー、ワイパーレバーを取り付けて問題なければバッテリーを繋ぎエンジンをかけます。
あとはエアバックランプが消えるか、回してホーンが鳴るか、ウインカー、ワイパーの作動を確認します。
各動作確認してコラムカバ-を付けて時計などを合わして終了です。
これで問題なくホーンがなるようになりました。
それにしても日産車はスパイラルユニットの故障が多いです。