カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・9段階評価・フリードに関するカスタム事例
2025年01月06日 13時08分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ 再レビュー編
ホンダ フリード(2代目)
続いて2代目フリードのガソリン車に久々に乗りました。去年2代目フリードのHVに乗りボロクソ言ってしまいましたが、ガソリン車はどうなんでしょうか?
2代目フリードとは?
『ハイトコンパクトな5ナンバーワゴン、「フリード(FREED)」、「フリードハイブリッド(FREED HYBRID)」。「フリード(FREED)」のラインアップは、快適・安心装備が充実の「G・ホンダセンシング」を設定。エンジンは、1.5L 水冷直列4気筒横置DOHCを搭載。今回、マイナーチェンジを行い、「B・ホンダセンシング」、「クロスター・ホンダセンシング」を追加した。エクステリアのフロントまわりはフード、グリル、バンパーやロアグリルの形状変更により、精悍で落ち着きのあるシンプルなスタイルに変更。さらに、アルミホイールのブラック部分をダークグレーに変更することで、より洗練されたデザインを追求した。インテリアは、木目調パネルに、より落ち着きのあるウォールナットのデザインを新たに採用。シート表皮も刷新し、より一層心地よく、くつろぎに満ちたインテリアに仕上げた。また、「クロスター・ホンダセンシング」のエクステリアには、専用のフロントグリルや前後バンパー、LEDフォグライト、ルーフレール、アルミホイール、専用色のドアアウターハンドルやドアミラーを採用し、アウトドアシーンにも映えるクロスオーバースタイルに仕上げた。インテリアには、専用のプライウッド調パネルを採用。また、専用コンビシートは汚れの目立ちにくいデジタル柄を採用することで、アウトドアの非日常感を表現した。さらに、先進の安全運転支援システムHonda SENSINGを全タイプに標準装備とし、新たに後方誤発進抑制機能を追加。また、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)は、加減速時によりスムーズなフィーリングとなるよう熟成させた。さらに、下り坂において、シフトレバーを操作することなく、ある一定のブレーキ操作だけで、エンジンブレーキを併用したスムーズな減速が行えるステップダウンシフト制御をHondaミニバンで初めて採用。これにより、走行状況に応じたダウンシフト制御を行うとともに、エンジンの回転を適切に保ち、なめらかな走りを可能とした。』
(goo-netより引用)
今回の車両はGグレードという下から2番目のグレードです。新車価格は216万400円、四駆が239万6900円です。7人乗りだと2万円程高くなります。
外観
外観は、以前のHVは前期型でしたが、今回は2019年以降の後期型なのでグリルが前期よりシンプルになっています。当時色々言われていましたけど、私はこのグリルは好まないです。ヘッドライトも去年出た新型と比較すると細長く、スタイリッシュな印象を受けます。サイドは撮れてないですが、キャラクターラインの主張は激しめな気はします。リアも、テールランプが大きめで、結構ボテっとしたデザインで私はリアは初代よりも好きですね。まとめると、私個人的にフリードは2代目前期のデザインが一番完成系だったと思ってるのですが、後期でデザインのバランスが崩れてしまった気がします。シンプルさを目指したいのかそれともスポーティーさを表現したいのか迷走してるなと感じます。ただ、私みたいに嫌な方はクロスターやOP設定のグリル付けたらマシにはなるので、それがお勧めです。
内装
基本的には以前レビューしたHVと一緒です。違うところや触れなかった箇所を見ていきます。ドア側は、上側がファブリックですが、肘置きがハードプラなのは個人的には好まないです。ただ、Sパッケージ付けるとソフトパッドに変わるので、中古で探すならSパッケージ装着車推奨です。ヘッドライトもガソリン車ならハロゲンからLEDになりますし。基本的にはハードプラで構成されてますけど、Gグレードでも内装の質感はシエンタより良いですね。室内照明はLEDに変わっています。シフトは、ガソリン車だと扱いやすいストレート式です。エアコンの温度調節はダイヤル式ですが、節度感はそこまで良くはないです。あとは一緒です。
メーターは特に視認性に不満は無いですけど、先進性は無いです。なんか3代目のステップワゴンみたいなメーターですし、青の装飾があってここだけすごく安っぽい。ここに関しては現行の3代目の方が良いと思います。
荷室
前回未測定だったので測定しました。幅119cm、奥行き26cm、高さ114cmです。ここは3代目とは数cmの誤差レベルでほぼ一緒です。
3列目跳ね上げました。個人的には床下収納なら良かったですし、跳ね上げが重いので結構大変です。ここはシエンタには劣ります。これで奥行き113〜106cm程となり、2列目を前にタンブルさせて144cmとなります。3代目より広いですね。3代目で積載性悪化した?
ヘッドライトはSパッケージ付いてないのでハロゲンです。Sパッケージ付けるとLEDになりますが、ハイビームだけはハロゲンのままです。テールランプはLEDですね。
タイヤ
15インチのホイールキャップ付きです。Sパッケージ装着車、ブラックスタイル、クロスターで15インチアルミホイールが付きます。タイヤはエナセーブのEC204です。
搭載エンジン
L15B型の129馬力で、CVTになります。アクセルは普通で、ブレーキは初期タッチが若干グニュっとなる感じでフィーリングはあまり良くはないですが、しっかり効いてくれるので問題ないです。このクラスなら並のブレーキだと思います。加速は良いですね。3代目では118馬力にダウンしてしまいましたので、こちらの方が明らかにパワーにゆとりがあります。ステップワゴンみたいに気持ち良く回って乗っていて楽しいエンジンとまでは行きませんけど、このエンジンはシエンタより気持ち良く加速するので良いですね。加速の反応は2テンポ遅れるのでここは残念。坂道登る際はパワー不足に感じます。静粛性は良いですね。エンジンからのサウンドはかなり抑えられています。ただ、ロードノイズが目立つ印象です。dBは69前後でした。数値が高いのはロードノイズのせいだと思います。停車時は振動が基本的に来ないのでしっかり作られていますし、フロアからの振動も全然来ないのでボディ剛性も高いです。dBは51前後でした。ハンドルは適度な軽さだと思います。だるさがありハンドル切ると少しラグはあるので、クイックなハンドルではないです。ただ車のキャラクター考えるとこれで良いかと。サスペンションですが、HVの前期はリア側の落ち着きが無く終始揺すられるような動作でした。ただ今回のガソリン後期ですと、そのような場面がかなり減っています。ただ、まだ大きなの段差を乗り越えたあと、かすかにですがリアのバタつきを感じ、足が落ち着かない印象はあります。それでもHVの前期よりはだいぶ良くなってます。サスペンション自体はやや硬めのセッティングで、ある程度の段差なら綺麗に乗り越えるので良い硬さです。ただ、シエンタと比較すると細かい凹凸を拾いやすい傾向にはあるのかなと感じました。直進安定性は普通です。高速道路は乗り心地良かったです。繋ぎ目も綺麗に乗り越えます。dBは70前後でした。カーブ曲がる際も、この手のミニバンにしてはロールが少なくて良いですね。
まとめ
良いところ
・内装の質感が高く、HV前期で感じた乗り心地の悪さも改善された。コスパ◎。+1.0点
・エンジンは素晴らしい。静粛性もこのクラスにしては高め。ただしアクセル踏んでからのラグはかなりある印象。
・ストレート式シフト 節度感は普通。
・ダイヤル式エアコン 節度感🔺
悪いところ
・HV同様室内からワイパー結構見える。もう少し隠してほしかった。−0.5点
・メーターがチープ過ぎる。
・3列目の跳ね上げする際の利便性は最悪。
評価:5.0点 素晴らしいです。購入推奨。
これは自信を持って購入推奨します。本当に良くできた車です。乗り心地も改善されていますし、内装の質感も良いです。ただ、若干の欠点はありますけど、シエンタと悩んだら迷わずこっちにしましょう。ただし、HVは私的には理解がある方以外は回避推奨です。詳しくは去年出した記事見てください。この車に初めて乗ったのは前期ですけど2021年でした。私が今後2021年の個人的カーオブザイヤーの記事作るならTOP5には入ると思います。そちらもお楽しみに。