595のサーキット・タイヤ交換・持ち込みタイヤ交換 バーストに関するカスタム事例
2023年09月29日 23時41分
こんなん届きました🙌
ぽっぽさんからのご依頼です👻
埼玉から大阪までわざわざタイヤ交換しに来てくれます🙏
サーキット走る?サーキット用?って事でこだわりの組み方したのでご紹介させて頂きます👍
ちなみに裏メニューなので普段はやってません🙇♂️
ご開帳〜
ホイールに傷いかないように床全面タイルカーペットです。
まずはエアバルブ付けた状態でホイール単体のバランスを計測
アドバンの鍛造ホイールでもホイール単体でこれだけのズレがあります
ホイールの軽いところに印を付けてタイヤの重たいところと合わせていきます👍
普段はこのタイヤに付いている黄色マーク(軽点マーク)で合わせますが、今回は特別にタイヤ単体でも計測しました
黄色の印がタイヤの『1番軽いところですよ〜マーク』ですが案外テキトーでズレてたりします😅
たぶん輸送時の歪みの影響もあるのかな?
ホイール製造時の油も滑り防止のためしっかり脱脂しておきます。
タイヤを組んでエアーを張りますが、
エアーの張り方にむっちゃこだわっております。
マル秘テクニックですが、エアー張るだけで1本10分以上かかります😅
タイヤの中心にホイールがきっちりきます。
このエアーの張り方でバランサーで回すと違いがむっちゃわかります💪
エアーを貼りおわると実際に車両に装着する空気圧まで調整したのちにタイヤ単体のバランスを計測してタイヤの重たいところを出します。
そして先程のホイールの軽い部分とタイヤの重い部分を合わせるためにエアーを抜きビードを落としてタイヤとホイールを回転させて合わせます。
そしてまた1本10分以上かかるエアー入れ💦
通常はゴムバルブ部分とタイヤの黄色(軽点マーク)を合わせるのが業界のセオリーになってますが、実際に計測するとあんまり意味ないセオリーだなとつくづく思います。
これだけズレます。
自動車メーカーはユニフォミニティー(赤マーク)の方で合わせてるのでそれが本当の正解なんでしょうがそんなもん計測する機械は高額すぎるのでございません😱
そしていよいよ最終のバランス計測💪
きちんと組んだおかげでナンカンタイヤやのにかなりウエイト量が少なくすんでます。
最終のバランス取りも機械の指示通りに貼って終わりではなく、仮止めして微調整していき可能な限りウエイト量を減らしていきます。
完全に0グラムになるまで微調整を繰り返していきます。
バランサー使った事ある方ならご存知かと思いますがバランサーの指示通り貼るだけでは1発で合わなかったりします💦
↑画像はタイヤバランス計測時のものでウエイトが多めについております
そして最後は洗浄したのちにホイールコーティングをしていきます。
画像では伝わらないヌルテカです🙌
本物のガラスコーティングなので1年以上は余裕で保ちます👍
トータルこの4本で7時間費やしました
普段はやらない
やってられない裏メニューです🤫