猛獣音速さんが投稿したS2000・例の彼・戯言に関するカスタム事例
2019年05月19日 22時23分
物心ついた頃からクルマに魂売り渡してしまってる所謂そんなイッてる人です。 僕も例外では無く言えない" ピー "な事しました。 もう一度熱くなりたい!!と約20年ぶりにMT車へ舞い戻り、そのあまりに長過ぎるブランクを埋めるべく現在リハビリ中です。 気の合う方に限っては濃いお付き合いをさせて頂いており、その延長でトータルカーライフを楽しめればと思っております。 過去諸事情から基本フォローバック、走行ステージに関しての情報開示は悪しからず致しておりません。
例の彼♪
いや僕は「ホモ」ではないw
今日彼から画像付きラインが有ったので登場。
僕のトピックでよく話題になるS2000の彼だ。
このノーマル然としたS2000、彼のドライビングは本当にスペクタクルだ。
昨年2月頃だったと思う。
vabになった事だしいつどこ何時に走ろう‼️
と、いう事になり僕はドラマチックに後追いで彼に遭遇する様、実はコンビニで待ち伏せしていた。
湾岸ミッドナイトみたいな登場でwww
で、VTECサウンドが木霊してきた。
大人しく走る彼を、車列真ん中辺りに確認。
コンビニから出て追う。
彼は車列の最後尾に居る僕に気がつくと逃げを打ってペースを上げて前の車を次々とオーバーテイク。
僕も続いてオーバーテイク。
二台だけのマッチレーススタート。
コーナーから約400mのストレートを二台全開。
僕は比較的レイトブレーキ派なんだけど、クルマに慣れてなかったので少し早めに減速した。
それでも安定した四駆、十分と思っていたからだ。
しかし、彼はシビアな挙動のS2000で僕と同じ飛び込みをする。
先行でこのペースを作るとは、深いブレーキをするなぁー。
無駄な速度のドロップが無い。
ドライビングは物理だ。
うーんこの走り、例えるなら本日見事なノックアウト勝利を飾った井上尚弥選手の破壊力だ!
元々走りのセンスが凄いんだと思う。
四半世紀以上に渡るクルマ人生の中、口だけ大将は腐る程見てきたが、一緒に走ってそう思ったのは彼ともう一人の彼、つまり二人だけだ。
コンプライアンスはごめん今は勘弁して。
クルマはちょっと危ないから面白い。
上には上があるけどレベルはどうあれ、これが僕流クルマ道の語らい方だった。
クルマ好きとしてこうリスペクトされるのは大変嬉しいのだがスピードで完全に押されてる。
まだまだパズルが足りない。
今日免許更新の為運転免許センターへ出向いたが、視力はギリギリだった。
飛ばせば腰痛が出るし、トンネルの出入り口明暗順応が遅く踏めなくなった。
あの日の帰りペースが鈍って迫られたのは、西日がキツくグラサンを忘れたからってのも少しある。
しかし、それらだけでない、そもそも僕が不器用なんだろう、操作テクニックも太刀打ちできてないのだから。
彼は本当器用で上手くエンジンを扱う上、スピードのセンスが良く、ヨーやピッチングに関する体感センサーも良く姿勢制御も完璧だ。
バイク乗りはピーキーなエンジンの車の扱いに長けている。
なんだかね、玄人ぽくレーサーと走ってるみたいだ。
僕は度胸だけで押してきたタイプだけど、その度胸さえ彼には備わっているんだから始末が悪い。
少し歳下の彼に、メンタル・フィジカル共にもう太刀打ち出来る状態では無い事も分かってるんだけど、まだやろうとしてる僕が居る。
以上、フィクションの様な、ノンフィクションの様な戯言。