F-tezzaさんが投稿したカーオーディオ・アンプ・修理に関するカスタム事例
2022年04月05日 19時03分
※フォローは気まぐれです。フォローを返さないからと腹いせでブロックするくらいならフォローしないでください。 フォロワー稼ぎ目的でのフォローはお断りします。 大学時代に友達から譲ってもらったアルテッツァに乗り続けてます 電気関係は少し得意かもしれません
アルテッツァから外した壊れたアンプ
carozzeria GM-X602の完結編です。
前回は
https://cartune.me/notes/4m5HCvACIR
最近の投稿が、もはやメルカリの商品画像みたいなサムネになってます...が気を取り直してやっていきましょう。
前回、原因と判断した保護リレーです。
松下製 AGP2023
こちらの接点を清掃します。
※これから行う作業は、リレーの仕組みを知っている方のみ行ってください。
リレーの仕組みを知らない方は、リレーを新品交換した方が無難です。
リレーの接点を歪ませると、コイルが動いても接触しなくなったり、接触したままになる為です。
いきなりですが、外しました。
※外す前に必ず写真を撮って、リレーに向きの印をつけておきましょう。
こちらは密閉型リレーで、カバーが接着剤で止められているので強引に外します。
赤丸で囲った場所が接点です。
仕組み的にはコイルに電気を流して磁界を発生させ、接点を接触させるといった役割です。
この接点が汚れると、音声出力に不良が出ます。
コピー用紙を小さく切って2つ折りにしたものを使用します
パーツクリーナーか無水エタノールを染み込ませて接点に挟めて清掃します(力強くやらないように)
※この過程で接点を歪ませた場合は、新しいリレーに変えましょう。
接点同士のクリアランスが狂い、コイルが動いた際に接触しなくなってしまう、又は接触したままになってしまいます。
どうしても...という方は推奨はしませんが、精密等で曲がりを修正してください。
反対側も同様に。
保護カバーが破損してしまったのでビニテで巻いておきます
リレーをテープで抑えて
はんだ付けします。.....しかしビリビリ音は改善しませんでした。
ほかの場所に原因があるんだろうと、基板を眺めると
B(ベース)C(コレクタ)E(エミッタ).........真ん中のトランジスタが半田割れしていました。
前回サラッと眺めた時に気がついておけばよかったものでしたが...
原因はほぼ....確定です。
再半田。
.....直りました!!!綺麗な音が出ます。
他のトランジスタも予防の為、再半田しておきます。
反対側も。
ということで、おまけとしてやっていたつもりでしたが、
完全復活してしまいました。
捨てられねぇ.....w