アルトバンのSIRAKOBATO魔改造・マフラー・除電・放電索・アルミテープに関するカスタム事例
2022年01月28日 06時32分
マフラーにバンテージを巻くと
高回転の伸びが良くなり
低速トルクが下がりますよね
ナゼ!? なのだろう🤔
前回、気体は温度が上がると粘度が上がると説明しましたよね
つまりバンテージを巻くと
バンテージを巻いたところのマフラーの排気温度が上がり
マフラーの壁の渦を大きくしてしまう
そのためバンテージを巻いたところでは
実際のマフラーの直径より
細くなってしまう
そのため低速トルクが下がってしまうのです
では、なぜバンテージを巻くのか
エンジンは高回転時
排気ガスは
排気ガス→真空→排気ガス
のような状態になります
つまりマフラー内では
排気出口に向かってだんだん冷えることによって
真空の部分が縮まっていきます
そのためエンジン近くの排気ガスを引っ張ることになるのです
そこで、エンジン近くにバンテージをつけることによって
エンジン近くの排気温度が上がり
マフラー内の温度の変化は急激になります
そのため高回転時はマフラー内での排気を引っ張る力が強くなり
高回転時の伸びが良くなるのです
ですので逆に
マフラー出口付近を急激に冷やすことによって
この引っ張る力は生まれます
そこで、SIRAKOBATO放電索
アルミの針金を横に広げることによって
マフラーの温度を下げることになります
バンテージよりは弱いですが
バンテージを付けたような効果が生まれるのです
低速トルクを下げることなく
高回転の伸びを良くする
なおかつ静電気を除去することによって
マフラーの口径を広げたような効果も生まれる
まさに魔改造なのです😉
作り方は次回に
用意するものは、とりあえず
マフラーの口径にあった
ステンレス製ホースバンド
ホースバンドはネットで買った方が安いので
皆さん用意していてください