コペンのサブコンに関するカスタム事例
2018年05月24日 21時42分
エンジン、タービン等かなり手を入れたL880Kコペン
SARD300ccインジェクターを入れて昨夜ロードテストに行き調子の良い状態を確認
明日オーナーに引き渡すことが決まりました
インジェクター交換の必要性ですがノーマルの150ccでは街中一定走行でのA/F値で燃料の足りなさが感じられます
足りないときはノーマルECUがフィードバックでインジェクターの稼働時間を伸ばし燃料を増やします
時間を長くするわけですからその間にピストンやカムは動きます
低速域の吸入空気の流速の少ない時にこれはあまり良いものではありません
回転が上がるとどこまで燃焼が足りるか不安ですしね
インジェクターは大きい方が安心ですが問題は制御で来るかどうかです
噴射時間を短くすると正確に噴射するにはインジェクターの性能が問われます
そして制御の方も問題です
今回はe-manage(青マネ)、制御範囲が狭いし作動が遅い(笑)
まずパラメーター画面でインジェクターの交換画面を使います
正直に大きな数字を入れるとスゴい変な動きをしますから要注意です
( ̄▽ ̄;)
エアフロ補正画面を開きます
全てマイナス20%にします
青マネで減量はこれがいっぱいです
ブーストリミッターカットの画面で減量することもできますが今回はブーストが上がらない領域なので使えません
黒マネだともっと範囲が大きいのですが
後はA/F値を見ながらパラメーター画面のインジェクター変換の数値を変えていきます
ある程度ノーマルECUの目標A/F値に近づくとフィードバックで自動調整してくれます
要はノーマルのフィードバックを最大限利用するということです(笑)
今日ご来店のコウモリさんです
お疲れのようでご休憩されています
(* ̄∇ ̄)ノ
ノーマルECUのフィードバックは強烈です
20年くらい前のECUでこれですから今のものは…
センサーの値を変化させたくらいでは目標はずらせませんよ
(^_^)y-゜゜゜゜゜