ムーヴの板金に関するカスタム事例
2018年05月08日 02時06分
新しいiPhoneに移行しました。
ラインよろしく、なんとなく「移行」という言葉が億劫だったもので。
最近の端末ってどうも、何か余計なことをすると全てのデータを吹き飛ばしてくれたりするイメージ…。
もっとも、cartuneはgoogleアカウント経由で拍子抜けするほど普通に移行できましたけども。
案ずるより産むが易し?
…いやはやお久しぶりです。
休みがなかったのです。
繁忙期、9-24時という勤務時間に加えて休日返上というのは如何なものか…。
プライベートの圧迫を考えても、割のいい稼ぎ方とは言えないかなぁ。
で、ゴールデンウイークは滞ってたプライベートの事後処理に費やすという…。
その一環として、ムーヴさんのお世話もしておきます。
まずはこちら…板金の途中だったサイド。
表面が錆びてたんですよね。
で、削ってサビ取りして、防錆がてら2液のウレタンホワイトを吹いてました。
1液というのは普通の塗料で、「乾燥したら乾く(?)」イメージの一般的な塗料です。
2液というのは…「ねるねるねるね」のように、AとBを混ぜることで反応して固まり始める塗料です。
ふたつの液を混ぜるから、2液。
基本的には2液の方が圧倒的に強靭です。
ですがとりあえず手元にあった適当な白だったため…
というか、スカイラインに使ってる白だったため、ムーヴの白には色が合いません。
影とかではありません。部分的に色が違うのです。
今回はその色を合わせていきます。
2液のウレタン塗料使ってサビ取りまでしておいて…な言い草ですが。
あまり凝った手は使いません。
ホームセンターなんかに売ってある、ソフト99のスプレーで十分かなぁと。
面倒だから、とりあえず暫定的に缶スプレーでいいや…。
台所洗剤でよく洗います。脂分を落とすのが目的。
だからカーシャンプーはよろしくないです。
スポンジも脂分のないものをね。
それから水気がないように、しっかり拭きましょう。
W09…などというのが、色の名前。
ダイハツのホワイトといっても、かなりの種類があって。
エンジンルームの中にある鉄だかアルミだかのプレートに、「カラーナンバー」「カラーコード」などと称して書いてあります。
プジョー206は何故か、トランクにプレートがあったような…海外製はよくわかりません。
で、この若干黄色っぽいダイハツのホワイトはW09と呼ぶようなのですが。
同じものをカー用品店などで探してきて使います。
しかし…あんまり名前がカブらないように出来ているこのカラーコード。
残念ながら、三菱あたりにもW09ホワイトがあったような。
同名だからといって同じものではないのです…。
間違えずに、ダイハツのW09を確保してきましょう。
適当に吹いておけば
なんだかよくわからなくなります。成功です。
コツは…正しい距離と正しい移動速度を身につけることかなぁ。
要らないモノをスプレーで塗ってみれば分かります。
基本的には塗りたいものとの距離角度は一定に保ち、水平向き…真横に吹くのが基本かな?
あと湿度が高い日は吹かない、失敗しても乾くまで絶対触ったりしない…とかかなぁ。
垂れるか垂れないか…は塗った箇所の光沢を見ながら判断するので、光の当たり方も大切です。
暗くても眩しくてもダメ、LED系の光は光沢が見辛いです。
なんども薄く重ね塗りしていきましょう。一回で垂れずに濡れる塗膜で色付けするなんて無理です。
…というくらいかな?
とりあえず、少しずついい子になっていくムーヴさんです。
きちんと面倒をみれば、古くたって決して見苦しい車にはならないのです。