アルファードの20アルファード・20ヴェルファイア・ショック・20系・発進に関するカスタム事例
2023年07月05日 00時04分
2023/07/04
トヨタCVT車の一部車種には、信号待ちなどで停車し、発進するとガクッとクラッチが急に繋がったかのようなショックが起きることがあります。
理由は「ニュートラル制御」というシステム介入のためです。
自動でDレンジ状態からニュートラル状態になるという制御です。
Dレンジ停車中、エンジン-ミッションが繋がったままだと負荷や燃費に影響があります。
それを軽減するため、「停車中」とECUが判断したら自動で制御が入ります。
その後、発進のためブレーキペダルを離すと「進む準備だ!」とECUが判断し、動力接続する際に大人しく接続出来ずショックが起きるということですね。
私のアルファードでは酷い時には追突されたかのようなショックが起こります。
というのも、この時期はA/Cを稼働させるのでアイドルアップも入り、よりショックが大きくなっています。
対策方法
指差ししている物が「ヨーレートセンサー」です。
場所は運転席座面の下にあります。
VSC制御作動時などに車がどのような姿勢で、どの方向に加速または減速しているかを感知しているセンサーになります。
解決方法はこのセンサーを「登坂姿勢」の傾きにさせます。
どうやらN制御は登坂時には作動しないようです。
登りでニュートラル状態になるのは危険ですからね。
ということでセンサー設置位置前側にスペーサーを足し、姿勢を勘違いさせます。
ナットをガムテープで固定しただけです。
ワッシャーの方が細かい角度調整できるので、そのほうが良いと思います。
分かりにくいですが登坂姿勢の角度になっています。
2AZエンジンのCVTモデルでお悩みの方がおられましたら、簡単ですので対策されてみてはいかがでしょうか。