フィットのバッテリーあがり・KTS・ドライバッテリー・キルスイッチ・ジャンプスタートに関するカスタム事例
2023年07月29日 21時40分
はじめまして。トシと申します。車歴は、以下の通りです。 三菱 ランサー1800GSR -> ランエボV -> 日産 キューブ -> ホンダ フィットハイブリッドRS(GP4) 【CVT -> 6MT/セミAT】 趣味は、DIYを含むカスタムやモータースポーツ、ドライブです。気軽なコメント&フォロー、大歓迎です。と言いつつ、自身も無言フォローで失礼させて頂くと思いますが、宜しくお願いします。
CTの皆さん、こんばんは。
前回も少し紹介しましたが某ショップでの長期入庫結果として、幾つか不具合にみまわれました。今回は不具合改善の第二弾としてバッテリー交換+アルファ対応です。
ショップには、長らくエンジン始動しない場合にはバッテリーあがりするので、補充電するように充電器セットで提供して居たのに再生不能なレベルまで見事にスッカラカンになっていました。orz
p.s.
もちろん某ショップはKTSさんのことではありませんので、誤解がないように。
今回導入したバッテリーは、『軽くて小型でハイパワー、液式バッテリーと比べクランキング電流が大きく、バッテリー液が入っていないので横置き可能』が謳い文句にKTSドライバッテリーです。
サイズは純正バッテリー比べるとざっくり半分って感じで、フィットの狭いエンジンルームでは非常に重宝します。この小型バッテリーお陰でエアインテーク取り回しの自由度が上がります。
重量の方はサイズほど激減しないものの数kgの軽量化に貢献します。軽量化だけにこだわればリチウムイオンバッテリーに軍配が上がりますが、リチウムイオンは「外気温影響」や「充電マネジメント」がシビアなため通年で安定運用できる商品にまだ巡り合うことが出来て居ません。(高価なリチウムイオンを幾つダメにしたことか...もしオススメ有れば紹介してください!)
バッテリー端子は、後付けアダプタタイプのJIS端子も付属しますが、省スペース化のため、敢えて使わない判断をしています。フィットの狭小エンジンルームでは、1〜2cmサイズを抑えられるのは貴重です。
小型バッテリーですから、当然容量(Ah)はだいぶ小さくなってしまいます。基本はスポーツ走行用としての位置づけではありますが、普段遣いでも通常走行で不具合を起こすことは特段ありません。
しかし、何日も走行せずに放置すると少なからずある『暗電流』や『自己放電』で充電不足になるリスクが高まります。この為、ロータリー型のキルスイッチを設置してみました。単純な「ON」と「OFF」だけでなく、電源2系統を『1のみON/2のみON/1&2共にON/完全OFF』の4状態を作り出せる商品です。
2系統目はジャンプスタート用の配線としておくことで、イザという時にもスイッチ一発で回路を切り替えられるようにしました。決して使うことがない方が良い機能ではありますが...
あとオマケ機能として、エンジンルーム内に電圧とバッテリー容量を表示してくれる補助パーツを付けてみました。エンジン始動なしにエンジンルームだけでバッテリーの健康状態をモニタリングできる形です。
ここまでしてもスイッチを切れ忘れてしまえばバッテリー上がりを起こしてしまうリスクはゼロにはなりません。そこで、後で時間のある時に電源遮断を自動化するBMS (バッテリーマネジメントシステム)を組み込むことを検討中です。