デリカD:5のデッドニング・サービスホールを塞がない・STP・AEROに関するカスタム事例
2024年06月10日 15時25分
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作業日:2021年10月31日
「フロントドア デッドニング変遷 その3」
前回の内張りの制振材剥がしを進めつつ、30~50Hzの低音の音量と、中高音ほんの少しある金属っぽい響きと曇りを改善していこうと思います(*・ω・)ノ
まずはインナーパネルのビニール部に貼り付けたエプトシーラーの量を調整し、最終的にこの量に落ち着きました。
そしてスピーカー裏に貼り付けたSTP CRYSTALを外すと、声の帯域に感じた金属っぽい響きと低音の締まりすぎて糞詰まりの音が改善できました!
STP CRYSTALはアクアの時も結局剥がしたのですが、あえて貼っていました。
理由はデッドニングは一日では到底終わらないので、その間音楽をある程度聴ける状態にするのにはかなり優秀だと感じているからです。
ここからは予想ですが、サービスホールを全塞ぎして曇ったような音になってしまったもののバランスを取るのには良いアイテムなのかも知れません。
金属っぽい響きは改善しましたので、次は少し曇って生気がない音の原因追究で、スピーカー周りのサウンドプルーフィングウェーブを剥がして・・・
10mm厚のエプトシーラーをレーザーカット。
切りきれなかった部分はハサミでカットしました。
スピーカー周りに貼り付けました。
試聴すると曇ったようなマスクされた感が無くなり、跳ねるような反応の良さが出てきて生気のある音になりひと安心。
元々ドアトリムのスピーカー周りのリブのカットは最小限に抑えていたので、サウンドプルーフィングウェーブが厚すぎたのだと思われます。
スピーカーをインナーバッフルで取り付ける場合は、ドアトリムのリブはエッジに当たらない限り、スピーカーになるべく近くカットし、間のスポンジも最小限と言うのが良いのかもしれません。
(純正スピーカーもそんな感じですよね)
内張りの制振材はこの量まで減らしました!
そして全面をエプトシーラー10mmで埋めています。
ここまでやってなかなかいい感じにウーファーが鳴ってくれてますがまだまだ行けそうです。
次は30~50Hzを改善していきたいと思います。
30~50Hzの音量と質の改善のため、アウターパネルの下側の制振材を剥がしました!(下から20cmくらいの範囲)
ここまで来ると50~100Hzの音量がフラットに近くなり、30、40Hzも緩やかに自然に下がってく用になりましたので満足出来るものとなりました!
クロスオーバーもデッドニングの状況に応じて少しずつ上げていって、現在はバターワースの12dB/octで1987Hzになっています。
ツィーターは-3.25dBです。
これから先、小変更はありそうですが、まともな音に鳴ったので一度デッドニングをまとめた記事を後ほど書こうと思います(*・ω・)ノ
エージングが進んで現在はバターワースの12dB/octで1996Hzになっています。
ツィーターは-3.50dBです。