かずさんが投稿したカスタム事例
2021年05月04日 19時06分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
マークX(120系)に知り合いから電話がありエンジンがかからないというので診にいくとIGスイッチを押してもセルモーターが回らない。
セルモーターを叩いてとりあえずエンジンがかかるか見てみようとエンジンルームから覗くがセルモーターらしきものが見えない😓この時点で何もできないので積車で工場にドナドナする事に。
押してリフトにかけて上げてアンダーカバーを外すとやっとセルモーターが見えました。
この位置ではセルモーターは見えないですわ😅
位置確認してみると左のホイルハウスのメンバーとボディの隙間からセルモーターが見えるので叩くならここから叩いくしかないです。
直6なら上からセルモーターがみえますがV6はヘッドの下の位置にあるので見えません。
取り外す前にIG回路の不具合かセルモーターの不具合かを見るためスイッチ線のカプラーを外してテスターランプを取り付けIG スイッチを押してみるとテスターが反応するのでほぼセルモーターの不良です。
取り外すにはセルモーターの取り付けボルトが奥まった場所にあり長いエクステンションが必要です。
通常のエクステンションを連結させてもいいのですが締め付けが固く結構捻れるので一本物の長いエクステンションの方が緩めやすいです。
見にくいですがこんなに奥まった場所にあります。
セルモーターを外すためバッテリターミナルを外します。
簡単には出てこなくこじったりして知恵の輪状態で取り出したセルモーターを単品テストしてみます。
セルモーターボディにアース、B(常時)線にプラスを繋ぎスイッチ線の入る所に余り線を繋ぎ反対側をB線に当てると正常ならピニオンギヤが飛び出して回ります。
テストしてみると一回目は取り出しの時に叩いた為かギヤが飛び出して回りましたが2回目以降は回りません。この時点でセルモーター不良確定です。
リビルト品を取り付けます。
同じようにこじったり軽く小突いたりして入れていきます。
取り付けボルトを締めてB線を取り付けてスイッチ線のカプラーを取り付けてバッテリターミナルを取り付けてIG スイッチを押すとセルモーターが回りエンジンがかかりました。
何度かテストして問題無ければアンダーカバーを取り付けてパワーウィンドーの設定、時計を合わせて作業終了です。