みあ太さんが投稿した俺たちに明日はない・ザ・テキサスレンジャーズ・ボニー&クライド・コロナに警戒・フォードV8に関するカスタム事例

最近はNetflixで映画鑑賞が休日深夜の定番となってるのですが、今夜はクルマもストーリーに重要な役割を果たす２本の作品を鑑賞しました。

そのクルマとは、1930年代前半の「フォードV8」です。そして、このクルマが登場する名作と言えば…

アメリカンニューシネマの傑作「俺たちに明日はない」

アメリカ犯罪史上、伝説的なギャング"ボニー&クライド"の物語です。

超有名な名作映画ですが、今回初めてまともに鑑賞しました(^^;

史実とは違い、かなり脚色された内容になってはいますが、映画としては「名作・傑作」と呼ばれるのに相応しい作品でした。残酷な犯罪者だと分かっていながら、ラストの壮絶な銃撃シーンでは、思わず目頭が熱くなってしまいます。

この作品の主人公は、ウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイ演じるボニーとクライドなので、当然 彼等の目線から見たストーリーとなっており、ボニー&クライドを英雄視する人達には強い共感を持つ内容となっているのではないでしょうか。

「俺たちに明日はない」を観てから鑑賞する事を強くお奨めするのがこの作品

「ザ・テキサスレンジャーズ」です。

主演はケビン・コスナーとウディ・ハレルソン。ケビン・コスナーの吹替えは、やはり安定の磯部 勉さんが担当されてます。

こちらの作品の方が、史実にかなり近い内容になっていると思います。

凶悪犯罪者であるボニーとクライドを追う二人の実在の人物を、名優ケビン・コスナーとウディ・ハレルソンが渋く演じています。

フォードV8同士のカーチェイスもあり、こちらの作品の方がフォードV8というクルマの存在感を強調した内容になっています。

逃げる犯罪者側と追う公権側、どちらの目線から物語を見るかで、こんなにも印象が変わるものなんだなと、改めて考えさせられた二作品でした。

僕は内容的には「ザ・テキサスレンジャーズ」の方に共感が持てますかね。。。当時の世相とマスコミによって創られた"義賊"は、やはり大勢の人達の命を勝手な理屈で奪った"殺人者"に過ぎず、英雄なんかに祭り上げる様なものでも綺麗なものでもない。それは「俺たちに明日はない」のラストでも感じた率直な感想でした。

さて、次は何を観ようかな♪