BRZのDIYに関するカスタム事例
2019年04月03日 18時12分
自動車のデザイナーは自分の頭の中に「こうしたかったコスト度外視の理想的な」クルマがあると言います。
例えば「内装のここは本当は本革を使いたかったんだけど高くなっちゃうから合革にしよう」だとか「ここはバックスキンが良かったんだけどな」とか「ビルシュタインのサスにしたかったんだけど様々な制約によりザックスになっちゃった」とか「ウチのブレーキは初期制動をもっと出したいんだけど共同開発のあの会社が奥で効くブレーキを好むのでゆるふわブレーキにしなければならなかった」とかあるはずです。
いや、きっとあるでしょう。
あるに違いありませんし、そうじゃないと話が進みません。
そういう開発者の方々が思い描いていたクルマを夢想するのは楽しみのひとつですが、あくまでも夢想ですので正解はありません。
それを補完していくのがチューニングだと言ったみん友さんもいます。
含蓄のある言葉です。
僕はBRZのココにはパンチングの革かバックスキンが使いたかったに違いないと勝手な思い込みでココに「パンチング」のアルカンターラを貼りました。
デカい両面テープで切って貼るだけですから割りと簡単だと思います。
ただ黒だとパッと見変わりません。
やっぱり赤とか華やかな色が良かったかな?とか一瞬思いましたが、それだと前に乗っていたエボXと同じになってしまうのできっとこれで良かったのでしょう。
ちなみに僕は偽物やフィクションが大好きですので革より合革、バックスキンよりアルカンターラの方が好きです。