くぬぎチハヤさんが投稿した私のタカラモノに関するカスタム事例
2021年05月16日 04時53分
FC3S&カムリ ご覧の通り、独身です 日々平穏を持続させる為の努力、 それがどんなに尊いものかを知っているからこそ 私は日々、現実社会 と戦い続けられるのである 知る人ぞ知る、とある競技車輌より 幾多のパーツ と 志し を受け継いでおり 継承者としての自負が明日に進む原動力に なっております [己が常識]という正義感に酔った 価値観の押し付けは 戦争の火種に他ならない クソリプ常習者や、道路交通法を理解していない キッズは、お帰り下さい
平素より大変お世話になっております。
皆様は、鼻を垂らしていた幼子の頃より
四半世紀、または半世紀の人生を歩まれてきた中で
某CMの様に「正解は越◯製菓!」と自信を持って
大きな声で言えるほど、好みに対する認識が
変わっていないモノは、ありますでしょうか?
[英才教育]、または[刷り込み]とも称され
幼子の頃から、好意を抱く対象に向き合い続ける事で
瞬間的なコツを掴む才能や
[画像はwikiより拝借]
常人の何倍も、物事に取り組む事で
対峙した相手より、手数のバリエーションを多く
組み立てられる事により、戦局を優位に
運ぶ事が出来たりなど、うんぬんかんぬん・・・
(長くなりそうなので、この辺りで終わり)
という事で今回は、筆者が幼子の頃から
現在まで、自動車で譲れないモノについて
ペンを取りたいと思います。
えーと・・・今回は、一人の成人男性の
他愛も無い、良くある思い出話を
ダラダラと書き殴るだけの長い話になりますので
ご了承ください。
ということで[丸目4灯物語]のはじまりはじまり〜
ソレを意識したのは、いつからであろうか___
まだ筆者が、自身を「ぼく」と呼んでいた頃に
町を走る、色とりどりの130系のクラウンの
タクシーが、今や失われたヘッドライトのデザインを
している事に、当時の[ぼくちゃん]は
ソレに底知れぬ[違和感]を感じたのであった。
団塊のケツ持ち世代、以上の方々でしたら
時代が進むにつれて消失してきたデザインなだけに
ソレに[違和感]を抱く事は無かったと思われます。
[画像はGoogle検索より拝借]
2021年、初夏の現在では
[DODGE CHALLENGER]を
置いて、世界中の何処を探しても
採用している例は、他には無く
[レトロテイスト]や[リバイバル]など
残念ながら懐古厨に、エサを与える
意味合いでしか、このデザインが広がりを
見せていない事には、寂しさを感じております。
昭和の時代、かつて列島中で
自家用車というステータスを存分に活用するべく
春夏秋冬問わず生活道路や、道なき道を走り
時には悪路を走破した時の達成感に
喜びを感じ、帰る家が無くなってしまった場合には
雨風を凌げる住居にも、なりえる中で
夜な夜な無謀運転により崖の下に落下などを
してきた自動車たちの面構えは
どれも[丸目4灯]であったのです。
[その話]を父から聞きましたのは、まだ筆者が
鼻を垂らしていた幼子の頃でありましたが
現在の車検制度しか知らない筆者には
想像も出来ないほど、[改造]に対して
厳しい時代であったようです。
そんな父が若かりし頃は、S30Zやケンメリ
スカイラインジャパンなど、日産車に多く
乗り継いできた様で、アルバムをめくりますと
サーキット走行や、自身が設立した
ツーリングチームなど
若かりし頃は、アクティブに
車遊びをしていた過去を、知る事は
[子]として、驚きと共に嬉しい事であり
BNR32 スカイラインGTRがデビューした頃は
家族で、レース観戦に良く行っておりました。
[その時にレース場で貰った、うちわを
未だに大事にしている筆者]
ぼく「初めて買った車は何だったの?」
父「日産のブルーバードだよ、ぼくちゃん」
ぼく「へー、そうなんだぁ(知らない車だな)」
[画像はwikiより拝借]
この時の会話は、筆者の中に
それ以降も強く残っておりまして、時代が
進みますと、TVゲームという娯楽が
SFCの[マリオカート]から
PCエンジンの[アウトラン]になり
セガサターンの[オーバードライビングGTR]に
変わりまして、国産車の強者論争の中で
[スカイライン]という存在が、頭ひとつ
抜きん出るのでありました。
ですがそれも、とあるタイトルを
購入するまでの話になります。
同じくセガサターンの
[セガラリーチャンピオンシップ]という
TVゲームは、ご存知でしょうか?
[画像は中古ゲーム販売店より拝借]
パッケージに記載されている[ランチアデルタ]と
[ST205セリカ]の、どちらかを操作して
WRCのチャンピオンを目指すゲームに
なっております(隠しカーは、ストラトス)
当時、ランドセルを背負っていた筆者は
このゲームで、脳天からカミナリに
撃たれるほどの衝撃を受けるのでありました。
ぼく「なに、このカーブで曲がんない車!
セリカに比べると曲がらないけど(2回言う外道)
すんげーカッコいい車だから、しょうがないね!」
(イケメンに優しい世界線)
[筆者所有のミニカー]
この時はまだ、ランチアデルタの何が
カッコいいのかは[言葉として表現]する事は
出来なかったのですが(実車を見たことが無い&
インターネットなど無い時代)
小学校から帰りますと、真っ先にセガラリーで
遊ぶ毎日でしたので
丸目4灯xブリスターフェンダーの
ランチアデルタと同じく、丸目4灯のセリカにより
筆者の中に[何か]が芽生えてしまう事は
必然であったのかもしれません
ぼく「もっと自動車の種類を知りたい!」
そして同時に、この感情は日を追うごとに
もっと前のめりになるのでした。
しかしながら・・・
お小遣いで[自動車雑誌を買う]という
金銭的余裕や、現在みたく全国チェーン店の
古本屋は、まだ無い時代でしたので
子供が子供ならではの視野の中での精一杯な
手探りの知識を、確かなモノにするのに
手っ取り早いのは、自動車ディーラーの
折り込み広告の読破と、町を走る
自動車の名前を覚える事でした。
(ホイールを見ただけでグレード名まで言えましたね)
そして時代は進み、筆者もランドセルから
卒業する頃に、プレイステーションにて
[グランツーリスモ]が発売されました。
世界が広がる、というのはまさに
この事を、言うのでしょうね。
世はまさに、280ps規制真っ只中の
パワーウォーズの時代。
カッコいい車の条件とは何か?
速さを得る為に必要な事は何か?
私の想いをぶつけられる車は何か?←重いな
その問いの答えとして、数ある国産車の中で
[FC3S]x[FC3C]という
奇異な自動車の存在を、この時に
初めて知るのでありました。
2年後、[グランツーリスモ2]発売___
収録車種が500車種と前作の約5倍に
増えた事により、知識が乏しかった
[1990年以前の自動車]と
[海外の自動車]について知識を得る喜びを
まるで水を得た魚の様に、情報を知識に変える
毎日を過ごすのでした。
その頃に、ゲーム中で使っておりましたのは
FC3Sだけでは無く、TRD2000GT
ヴェンチュリのチャレンジ400や
ロータス エスプリ、エランなど
流麗なデザインを持つ、2ドアモデル&
リトラクタブル式でありながら
丸目4灯ライトの自動車を
好んで使用しておりました。
グランツーリスモ以外にも
レーシングラグーンや、様々なタイトルの
レースゲームを遊んでいる内に
[リトラクタブル]x[ブリスターフェンダー]x
[丸目4灯]x[2本出しマフラー]x
[丸型テールライト]などの
カッコいい自動車の定義も
確立していくのでありました。
そんな頃、祖父の家がある山口県に帰省した時に
叔父さんが乗ってきた車は
[E30 M3]でした←マジ。
(現在はポルシェ乗り)
丸目4灯xブリスターフェンダーを持つ
好み、ど真ん中の自動車に触れられる機会に
当時、中学生の筆者は感激したものでした。
そして高校1年生になった筆者は
自身の未来の姿を、ふと考えるのです。
免許の取得後に最初に購入する車は
丸目4灯っぽいライトのデザインと
5MTという遊び心から
父と同じ[日産ブルーバード]も
面白いかな?と考える様になりました。
[画像はwikiより拝借]
意外に思われるかもしれませんが
この当時、レースゲームやミニカーの収集
各種自動車イベントに参加するなどの
スポーツカー大好きマンでしたが・・・
現実的な話として、中学生の頃から
憧れの対象である[FC3S RXー7]を
実際に所有しようなんていう気概や覚悟は
当時の筆者には、ひとつもありませんでした。
その考えに、大きな転機が訪れましたのは
筆者が、高校2年の夏であります。
ある日、父がシルバーのFC3S(前期)を
30万円で購入してきたのでした。
(R31スカイラインと迷ったらしい)
奇異にも後期純正の外装を一式を
纏っている前期でありますが
1番の注目点は、現在所有の
我が戦斗機のアイデンティティの
ひとつであります、既製品の丸目4灯ライトとは
別の構造を持つリトラクタブルヘッドライトが
装着されていたのです。
(ある意味、丸目4灯好きとして
トドメを刺されました)
免許取得後は、父と所有権を半々に
しまして、知識と腕を磨く日々を送りました。
この数年後、後期に乗り換え時には勿論
この丸目4灯も移植しております。
そして、この頃またしても父が
1台の自動車を購入してきたのでした。
(思い切りがあるヒトなんです)
その自動車の名前は
[日産 Y33グロリア ]です。
町で、あまり見掛けない
黒色のライトカバーが装着された
グレードでしたが、ソレにより
丸目4灯が強調されて、超カッコいいです。
最終的には、ライトとグリルの間を黒に塗りまして
高度成長期時代の車に良く見られた
横長グリルx丸目4灯の雰囲気にしまして
ホイールはFC3Sの前期にて使用しておりました
フロントは、R32ホイールと
リアは、モデナを履かせてました。
家の駐車場に、我が戦斗機の丸目4灯と
Y33グロリアの丸目4灯が並ぶ、素敵な絵面の
20代前半を過ごしました。
Y33グロリアは直進安定性や、運転の快適性
車格やパワー感など、実に良い自動車でしたが
踏まない回さないトバさない運転をしましても
燃費が5キロくらいで、常用使用するには
財布に厳しい自動車でした・・・
筆者は万年[貧家銭内]ですので
このままY33グロリアを家族ぐるまとして
所有し続けるのは金銭的に厳しいので
手放す事にしました。
そしてその代わりに、燃費と経済的な負担が低い
軽自動車を、新車で購入する事にしました。
ソレが現在所有の快速脱兎こと
HE22S ラパンになります。
あれれ?君、[ランチア デルタ
HFインテグラーレ エボルツィオーネII]に
似てない?(恋は盲目と何とやら)
という事で、真っ先に
KLCさんのライトカバーを装着しまして
無事に横長グリルの丸目4灯になりました。
(コラそこ、嘘っぱちライトって言わない)
最後に・・・
まだ鼻を垂らしていた幼子の頃に
町を走る130系クラウンタクシーの
[丸目4灯]ライトに感じた違和感の正体が
[100年の恋]と判明してから、現在
そして、未だ見ぬ未来に至るまで
気持ちが何も変わっていない事は
私自身、驚くべき[思いの強さ]であります。
そして現在___そんな[好きなデザイン]を
自身の手で、更に誇張した
FC3S、HE22Sと共に
[山田うどん]さんで[かき揚げ丼セット]を
食べる為に、今日も国道を走る筆者で
ありました(ちょっと贅沢に、パンチを追加)
と言う事で以上が、ぼくと私の
[丸目4灯物語]になります。