Nボックススラッシュのドライブ・デパート・閉店に関するカスタム事例
2019年09月21日 09時32分
クルマとラジオとジョギングに取り憑かれた、昭和世代のペケイチ♂です。 年輪を重ねてクルマも食事も、すっかり薄味を好むようになりました。 臆病風に吹かれているため、なかなか自分から絡んではいけませんが、のんびり無理せず更新&交信していけたらと思います(^-^)
皆様、おはようございます。
さて先日、ちょっと思い出作りのために我が住む町の『岡谷駅前』へスラッシュと出掛けて来ました。
喜ぶべきか哀しむべきか、平日とは言え日中だというのに、とても「市」を名乗る場所の駅とは思えぬ程に人気(ひとけ)もまばらで、さほど周りを気にする事もなく駅前ロータリーへVIPばりにスラッシュを横付けし、ちょちょいと撮影させて頂きました。
で、思い出作りと申したのは、その岡谷駅に隣接する商業施設『ララオカヤ』が、この度2021年中に営業を終了し、のちに建物を解体する事が決まったらしく、まだ先の話とは言え、ここはネタのタネに訪れておこうと相成りました。
かつてはイトーヨーカドーとして駅前の活況に一役買っていたのですが、残念ながら2001年にヨーカドーが撤退、その後は上層階を閉鎖して地元の飲食店や小売店が一階のみで営業を続けてきたものの、やはり採算が取れないところに建物の老朽化が追い打ちをかけ、協議の末に今回の決定となったようです…嗚呼。
柔らかな光の射し込む立体駐車場も、やはり天井を見ると建物の老朽ぶりが窺え、ただでさえ暗い場所に撮影者のスキル不足が災いし、さらに輪をかけるように場末感を漂わせていました…。
と、ここまで切々と語っておきながら自分は数年前にこちらへ移住してきた身なので、このララオカヤにそこまでの思い入れはないのですが(ぉぃ…)
ただ、我が地元の長野市でも幼い頃から親しんできた権堂町にある、これまたイトーヨーカドーが既に閉店を決めており、これまで市民の生活を支えてきたデパートの相次ぐ閉店ぶりに時の流れの残酷さを感じずにはおれません…。
そんなデパートの衰退を見ていると「明日は我が身か…」などと否応なしに己と重ね合わせてしまい、何とも言い様のない切なさが込み上げてきました…って、もはや既にかっ!?(泣)
ただ、そんな限られた時間だからこそ日々を大切に、そして前を向いて生きてゆこう、そう再認識させてくれたララオカヤとの思い出作りでした。
人は(街も)変わってゆくのね…(©️ララァ・スン