スカイライン GT-Rのエンジンオーバーホール・シリンダーブロック・クランクシャフト・オイルポンプ・アウトバーンに関するカスタム事例

台風接近中、被害がないことを祈ります。
昨日、オーバーホールの状況を確認して来ました。
9月完成見えて来ました。

シリンダーブロックは新型05U、造りが綺麗✨
ダイヤモンドさんでの加工終了してました。

ボアグレードALL２、ボア加工しているので関係ないですが。
オイルジェットは、機能確認して継続使用。

ダミーヘッドボーリングφ87、クロスハッチ、プラトーホーニング

新品、純正クランクシャフト

とても滑らかに回転します！

オイルポンプケースは、矢印のスクリューがあるタイプだったので継続使用。
ローター、プレートはレイマックに交換！
締め付け確認ペイントがあると信頼100%です！

オイルパン内のデフ、洗浄、シール４つ交換です。

フロントデフ

オイルパンは、継続使用。
浸み込んだオイル汚れを、ブラストやケミカル剤で徹底的に落として、新品同様にして下さいました！

ニスモのバッフルプレートを付けて完成です。

シリンダーヘッドは、昨年買って置いたものを使います。

新品シリンダーヘッドは、このようにダンボール箱に梱包されています。

バルブ擦り合わせ完了。大変な手間と時間を要したことをお聞きして感謝です。

バルブは純正新品です。

カムは純正を継続使用しますが、東名のスライドプーリーでバルタイ調整します。
過去やったことありますが、走り出しと同時に効果が実感出来ます！

コンロッドは純正、無加工で重量差0.8gの組合せを選定して頂きました。

ピストンリングはWPC (Wide Peening and Cleaning)加工

不二WPC スタッフブログ
ピストン周りの最強セットとは
https://www.fujiwpc.co.jp/motor-blog/?p=1970

ピストンはHKS鍛造STEP2 φ87 ロングセラー品

ウォーターポンプはレイマックス

スロチャンはレイマックスのリビルト

エンジンルームに収まる日は近そうですが、唯一の不確定要素は、バルブクリアランス調整。既存のシムの範囲外の場合、バルブステム研磨をダイヤモンドさんに依頼することになります。