コペンの沖縄・オヤジの昔話。・ホイールリペア編・アルマイト風ペイント・こだわるオーナーさんの仕事に関するカスタム事例
2019年03月28日 20時34分
クルマ関連の仕事をして、いつしか好きでやってた板金塗装の仕事により、お客さんのクルマばかりやってたせいで、自身のクルマはそっちのけ。職種変えてから出会ったコペンが数十年ぶりの楽しみになりました。沢山のいいね!フォローありがとうございます。
ここ数日、天気も良く寒くも無く。逆に暑い沖縄ですが、明日からまた天気がよろしくないみたいです。
さて、ようやくアヒル商会さんが発送したと言う事で、4月頭の週末に足廻り総取っ替えを予定。ホイールはまだ先ですが。。コレもまた楽しみに。
さて。本当ネタの無い代わり映えしないムー太郎(愛車コペン )。
昔話を。めんどくさいならスルーでお願いします。すみません。。(笑)
持ち込まれた代物。1970年?80年代?の頃の当時モノのワタナベホイール13インチ7・5jj
どこかの山で出てきた化石のような状態。当時を振り返り思い出して見ましたが、オーダー頂いたお客
さんのお父さんが愛車に着いてたホイールと言う事。着いてたクルマは処分してもホイールだけは取って置いた。いつかまた似合うクルマに取り付けたいと。
そのお父さんが、サビひどくて一本だけDIYで黒に塗り直したけど、しっくり行かず放置の数年。
息子さん(お客さん)が、当時お父さんの所有してた同じ車種のクルマを購入、もちろん旧車。
さて。託されたこのホイールのオーダー内容です。
「とにかく出来る限りで構いません。キズ等を綺麗に処理して、出来るなら当時のワタナベホイールのアルマイトをペイントで再現出来ないでしょうか?ただカッパーゴールドだったりゴールドのスプレーペイントではなくてアルマイト風の。出来ますか?出来る限りで構いませんから。」
アルマイト処理はウチで出来ない事と、有れば当時のお父さんの乗ってたクルマの写真を希望しました。
って、写真もう用意してました。(笑)仕事受けましたが
、所詮アルマイト風ペイントなので、艶は期待出来ない事と、長く持たない事を了承して頂き、着手しました。
写真は2本だけですが、実際には4本のホイールリペアです。
役1週間だったと記憶。。
そして。。。
完璧。。正直納得いく仕事では無かったです。
納品時に、オーダーして頂いた息子さんは、お父さんと一緒に受け取りに来ました。
「すみません。コレが自分に出来る精一杯の仕事です。」
お父さん:「ここは旧車のパーツばかりだね。(笑)無理言ってすみません。。。凄いなぁ。。。あぁ!コレコレ!凄い!!(笑)ありがとうございます。」
当時モノのワタナベホイールの修正って、やたら磨き掛けてもダメ、かと言ってある程度でもダメ。
微調整でヘアライン加工も必要。
お父さんの握手。暖かかった事を思い出します。
お付き合いくださりありがとうございます。
お疲れ様でした。