SクラスセダンのW222 Sクラス・AMG・DIY・スピーカーに関するカスタム事例
2020年05月26日 18時37分
ツィーターチューンをやってみました✨
最近のメルセデスは純正でブルメスターというブランドのオーディオシステムが付いてますが、ブルメスターというブランドは知りませんでした😅
新興メーカーでしょうか。
小学生の時からオーディオマニアだったんですが😆、当時有名だったのはAlpine/Luxman、Marantz、Tannoy、JBL、BOSE… 国産ではパイオニア、ヤマハ、Technics(ナショナル)、AUREX(東芝)、TRIO(KENWOOD)…
カセットデッキはAKAI 、アンプは山水😆
この辺りの話が分かる人はかなりのオーディオマニアです😆
他の記事でも書いたかも知れませんが、純正カーオーディオでこれは音質が良い‼️と思ったのは、E65/66のロジック7、W219のハーマンカードン、30系セルシオのマークレビンソンだけです。
W222のブルメスターもW221と比較しますと大分音質アップしてますが、まだまだ満足いくレベルではないです。
気になるのは中高域の音のこもりです。
まずはツィーターから改善していきます✨
ツィーターはドアトリムを外さなくても単体で脱着可能です。
但しマスキングテープ等での養生は必要です。
トリムの傷を気にしない方はそのまま外しても大丈夫です。
ウィンドウを全開にして、この部分の引っ掛けを指で外します。
爪が2ヶ所ありますが、自然に外れます。
コネクターを抜いて完了です。
ちなみに爪はこの二ヶ所です。
摘出完了。
裏側。
ネットワークに電解コンデンサーを使ってます。
コストの問題、スペース的問題、等々でしょうが、私的にはNGです😆
ネットワークをShizukiのフィルムコンデンサーに交換します。
Shizukiのフィルムコンデンサーは高級オーディオのネットワークに使用されてまして、カーオーディオではKenwoodの上位機種にOEM供給されてます。
では作業していきます。
電解コンデンサーはニッパーでカットして取り外します。
足の残骸はハンダで温めて除去しますが、瞬殺で除去しないと周囲の樹脂が溶けてしまいますので要注意です。
取り外した電解コンデンサーは4.7uF。
3wayですと大体が4.7uFです。
スピーカーのインピーダンスを4Ωと仮定してカットオフ周波数を計算しますと、
10uF カットオフ周波数3981Hz
6.8uF カットオフ周波数5854Hz
4.7uF カットオフ周波数8470Hz
3.3uF カットオフ周波数12063Hz
となります。
中音域までツィーターで鳴らしたい場合は6.8uFのネットワークを入れるとかなり激変します。実はこれ、パイオニアの一部2way仕様で採用されてます😉
今回は3wayですので4.7uFで行ってみます。
ワイヤーは住友電工の耐熱イラックスワイヤーを使用。
拘る方はOFCケーブルもありですが、ハーネスが普通のケーブルですのであまり意味がありません😆
被覆はワイヤーストリッパーを使って芯線にダメージがないように剥がします。
放熱クリップで摘まんでハンダ付け。
熱収縮チューブを使って綺麗に仕上げます。
フィルムコンデンサーが割とデカイですので、干渉しない場所に設置します。
222の場合はここです。
同じ要領で反対側もネットワークを交換します。
左右で配線の取り回しが若干変わります。
車両に取り付けます。
全く干渉することなく取り付けでしました✨
ネットワーク交換前。
スマホでの録音ですのであまり違いが分からないかもしれません😅
ネットワーク交換後。
高域のチキチキ音といいますか、シャキシャキ音がクリアに聞こえるようになりました✨
今まで聞こえなかった音が鳴ってる感じです✨
アリアナグランデで試聴してみます。
ツィーターの音がクリアになった分、ミッドの音のこもりが気になるようになりました😆
ミッドにも電解コンデンサーのネットワークが付いてますので交換したほうが良さそうです😅