かずさんが投稿したカスタム事例
2021年04月16日 01時33分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
知人から電話がありウィッシュのタイヤを交換していたら締めすぎてボルトが折れたとの事😓
普通は問題なければ折れる事はまずないのですが聞くとタイヤを嵌めて仮締め迄は自分でしていて本締めは手伝ってもらっていた子に用事があり頼んで締めて貰っていたとの事。しかもトルクレンチを渡していたにもかかわらず説明をせずに頼んだらしく思いっきり締めたらしい😓
一応ストックでトヨタ、ダイハツ用のハブボルトはストックで持っていたのですが自分の車では無いので取り敢えず部品卸に注文を入れ時間が夕方なので在庫無しかと思いきや在庫有りとの事で買いに行き準備を。
比べてみると左が確かクラウン、真ん中がウィッシュ、右が前に乗っていたL502sから外した物。各長さが違います。
タイヤを外すと見事に根本から折れてます😓
キャリパーを外しローターを外すため8ミリのボルトを捩じ込みローターを外します。
ローターを外すとサイドブレーキのライニングが見えます。
片側のサイドブレーキのライニングをフリーにするため固定用のスプリングプレートを外します。
次に折れたボルトを外します。
自分はポンチを折れたボルトの中心に当てハンマーで叩き込みボルトを抜きます。
抜くとボルトの穴にギザギザが付いていてこのギザギザとボルトの根本のギザギザが噛み合いボルトが回らないように固定しています。
用意したのは新しいボルト、肉厚のカラー、古い貫通ナットです。
新しいボルトを穴に差し込みスプライン同士をかみ合うようにし………
写真のようにセットしハブが回らないようにしナットを締め込んでいきます。
スプラインの部分に薄く浸透剤を吹いてやるとスムーズに入っていきます。
奥まで入ったら気持ち分キュっと締めてやりナット、カラーを外します。外したらローター
、キャリパーを取り付けてタイヤを取り付けてトルクレンチで締めたら交換は終了てす。
今回は素人にトルクレンチの使い方を説明せずに本締めさせてしまい思い切り締めたのが原因です。 去年の終わりに同じように自分で交換していて間違えて締め込んでしまいボルトのスプラインがなめてしまいナットが取れなくなりアルミごとサンダーでナットを切り取りハブ交換した事があり今回はトヨタの純正アルミのナットは特殊形状で前の時のようにならず折れたのでまだ運が良かったと思います。
あと注意するのはトヨタ、ダイハツ、ホンダ、三菱(軽自動車のスズキのOEMは除く)、スバルの一部は12ミリの1.5、スズキ、日産、スバルは12ミリの1.25なので複数の車種を所有している方は外見だけでは判別出来ないので要注意です。何年か前にワゴンRのタイヤ交換をして間違えてダイハツのナットを付けて締め込んでしまい(しかも全ボルト)出張で全ボルト16本交換しに行ったことがあります。運よくナットは外れたので良かったのですが外れなかったらサンダーで4本共切り刻んでハブ交換しないといけなくなる事もありますので本当に要注意です。