ロードスターの河口湖自動車博物館・大人の社会見学・大人の自由研究・ドライブに行こう・夏休みに関するカスタム事例
2018年07月31日 22時24分
おっさん 元々は日産派で10年日産のセダンに乗ってましたが、気付いたらマツダ2台持ちになってました。 MT至上主義 だけど、最近のデュアルクラッチ車もいいなと思ってます。 年に数回サーキット モータースポーツはエンジョイ勢 下手くそ組です プロフの画像は鈴鹿走ったときのもの。 最終シケインの立ち上がりで気合い出せばテンロクのNBでもリミッターまではいけます!
明日から8月
今年も河口湖自動車博物館の期間限定オープンの時期がやってきました。
ここの航空館は貴重な資料がてんこもりでオススメなので少しだけ紹介します。
まずは復元中の一式陸攻
めちゃくちゃでかい機体です。世界でも残存機はないようなので胴体だけでもすごいレアです
ダイムラーベンツをルーツとする、アツタエンジン
彗星艦爆や類似型として晴嵐や飛燕等にも搭載された液冷のV12エンジンです。
しかもスーパーチャージャー付き
昭和18年やそこらの時代にこんなぶっとんだエンジンを日本でつくってたのだから驚き
ちなみにこのアツタエンジン
何気にSOHC 4バルブなのです
こんな感じに航空機の構成部品も分解展示されているので、見応え抜群
空母のエレベーターに乗せようとするとどうしても主翼に折り畳み機構を設けないといけなかったという設計者の魂の叫びが聞こえてきそうな零戦21型の折り畳み機構もここではじっくり見れます
零戦52型の展示もあり、排気管を単管にしたら排気効率が変わって出力が上がったとされるフードデザインの変更も比較して見れます
(21型は集合排気)
先程の零戦21型の主翼の骨組み
肉抜きされまくっていて、昔からの日本人のやることの細かさが見てとれます。
ここらへんはエンジンの出力を上げられない分を機体の軽量化で補おうとした設計者の苦心もみてとれるポイント
三年前に訪れたときはこのとおりボディだけだった一式戦 隼が今年は復元完了でキレイに塗装されて展示されるそうです。
HPみるかぎり、惜しまぬ努力とクオリティで復元されてるようなので興味がある方はこの8月に足を運んでみては?
そして富士スピードウェイの入口ゲートで写真をとって帰ってきましょう笑
このときは仕事の都合上関西から日帰りで行ったのですが、帰りに東名から伊勢湾岸の本線に合流したとき、スロットル開けて加速してるのに周囲の景色はどんどん遅くなっていくという恐怖体験をしたので、道中は計画的に休憩して安全運転で!