M3 クーペの等長フロントパイプ・ワンオフ・いつもいいね＆コメントありがとうございますに関するカスタム事例

　　　　【祝・フロントパイプ等長化】

　一昨年の事。

我がM3君は地元のとある匠・マフラー職人さんの手により、ワンオフの右シングル出しマフラーへとリニューアルされました。

その時、職人さんから「フロントパイプの等長化もしましょう！」とのお言葉を頂き、マフラー製作と同時に等長化も行われる予定だったですが、職人さんの本業が多忙を極めた為、リヤマフラー製作のみで完了していました。　　　

フルノーマルでうちにやってきたM3君、最初のカスタムはアーキュレーフルチタンマフラーの装着でした。

チタンならではの高周波な響があり、それはそれで良いですが低音寄りのサウンドです。

対して、匠製作のマフラーは高音の甲高い音で、反響音を聴くと心が熱くなる様なサウンドです。

ただ...エキマニ以降が不等長故、排気干渉から発するドコドコ音が目立ちます。
高回転域では音が揃ってきますが、イマイチ気持ち良さをスポイルしていました。

等長化にあたり、こちらの希望はただ一つ。

「某・等長パイプの様なクロスパイプ化はしないでください。」

...です。

結果、約2ヶ月間を経て完成しました。

触媒以前のパイプをカット、試行錯誤の結果、「10mm以内に収めて等長化しています」という匠オリジナルのフロントパイプです！

こういう小技も私には響きます。

匠が試行錯誤して、作り上げたフロントパイプですので、レイアウトは隠しています。

等長化された事により、どう変わったか。。。

エンジン始動した瞬間から違います。
排気干渉が起こらないせいか、アイドリングが静かです。

なにより排気音が6気筒エンジンらしい連続音を放ちます。

走り出して徐々に回転を上げていく訳ですが、トルク感が薄くなる事なくクリア感ある乾いた高音を響かせて加速していきます。

6000〜レブリミットの8000回転い至るまで、より高音を響かせてくれるんです。

今までの音とは比較にならないほど高揚感に包まれます。

BMWミュージックと表現したくなる高音で鳴いてくれます。

今まで以上にM3ドライブが楽しくなりました。

ゴールド免許証を持つ者として模範運転を心掛けつつ、BMWミュージックを楽しみます。

長文、読んでいただいてありがとうございました。