RX-7の修理・リトラ・カバー・ライト・FD3Sに関するカスタム事例
2019年04月16日 01時31分
FDセブンが好きです。 FDセブンは通算2台目の購入です。 今はタイプRバサースト最終型のモデルに乗っております。 この車が今年で12年目の付き合いになります。 新車からもう18年も経つので塗装など一部で ツヤ感がなくなっているところあります。 塗装だけでなくあちこち傷んできてますね。 古いのでみなさんのお知恵をお借りしながら やっていこうと思います。 みなさんどうぞ宜しくお願い致します(^ ^)✨
最終年式2002年7月生産のfdです。
リトラクタブルライトのカバーがかなりガタついていたので調べたら、風前の灯でした。
高速道路で飛ばされたとネットで見ますがそれ寸前までいってました。
緊急修理ですね(^ ^)✨
クリーム色のネジ台座を残して完全に剥離してます。
Fd3Sは軽量化に苦心して製作されましたがこんなところに宿題が後世に残された様です。プラが風化でボロボロ。
見ての通りカバーとネジ台座を取り付けている骨は約1mmほどの肉厚しかありません。風化によりボロボロになっております。
あれこれ作戦を練ります。
写真では小部分に透明なプラの骨を入れようとしておりますがここは後に無くしております。
ダイソーの年賀状入れを切り出して使おうとしましたが
接着剤との親和性が無いので諦めました。
年賀状入れを切り出して、ここの部分だけは何とか骨を入れようとした所です。完全に骨が失われている所があります。
後半ではこの骨にドリル穴を開けて接着剤とからめて構造体の一部分としようとしております。
作戦会議中どす(^ ^)✨
この度の英雄です。
接着剤は悩みました。
ホルツのコレにしました。
ヨドバシドットコムで安くかえました。
FRPの軽部補修用で繊維入りの物です。
カバー材質がPPO+PA ポリフェニレンオキシドとナイロンの合成とのこと。
紙やすりと薬剤本体とヘラ入りです。
薬剤を混ぜてから5分も経つと固まり出すので、
そこを考えてながら作業します。
写真の状態にするまで数時間用しております。
まずカバーの接着面を紙やすりで、もうひとしきり擦りました。カバーの裏側は思いのほか汚れがひどいです。
このいかにして地肌を処理するかが接着剤の浸透をよくするかが命です。
紙やすり攻撃のあと、アルコールで拭き取りしております。シンナーはいけません。プラが溶けてしまいますので。
ダイソーの穴あけ骨に良く接着剤を練り込む様にしました。
こんな感じです
もともとの骨が薄いですね。
こんなのいつか折れるに決まっているのに、よくこんな設計にしましたね。マツダの軽量化の執念を感じます。
包み込む様にしてるつもりです。
ポイントですがこのリトラ本体との接触面は肉盛りしない方がいいです。寸法が意外とカツカツなので肉盛りしすぎたら硬化後に紙やすりで修正して下さい。
どうでもいいですが名古屋の青柳ういろうで養生しております。必ず養生して下さい。接着剤がベトベト手に着いてヤバイ事になります。
テープはマスキングテープです。
この後数時間完全に硬化させて、FRP繊維のケバケバを紙やすりを軽くかけて終了です。
取り付けましたがバッチリです。これで数年はノントラブルでしょう。
またセブン生活を楽しみたいと思います
。