デミオのメーターパネル・道の駅どまんなかたぬま・化学合成油・オイル・お滝のオイルメモに関するカスタム事例
2021年12月14日 00時00分
先週は足利イルミオフお疲れ様でした!
来年の年始めは名古屋で泊まりオフ!
1月3日に才タ鬼會でアキちんさんの所へ行きます(゚∀゚)
最近のプチ整形。
メーターの色付け。
ロードスターは助手席側のパネルまで全部外さなくてはですが、デミオは簡単で良いですねw
えっ…これが…。ドンガラって、コト?!
外したついでにお掃除
床にガシャンと落とさない限り壊れるもんでもありません。
前期型に比べ後期のメーターは安物感が否めません。
針はデザートのフォークで左右からグッと押すと簡単に取れます。
戻す時は適当に0に合わせときます。
フィルムハリハリ
左右は面倒過ぎて挫折。
やってる事はyujiさんの施工と変わりません。
3連メーターとお揃いカラーに😇
写真に載せてませんが、荷重移動がヘタだと光る白いランプも赤に変更してます。
ウェルカムランプが赤ってのも乙なモノ。
海外のマツダだと手前のパネルシートの所へ重ねて取り付ける赤フィルムがオプションであるみたいです。
エアコンパネルはどうあがいても外れず無念🥺
殺意の波動に目覚める前に諦めました。
yujiさんに電話までしてアドバイス頂きましたがムリポ…
ついでにフード周りをシルバーに塗装。
何故かバンパープライマーとの相性が非常に悪く変な模様が最初についてしまいました😂
おしまい
お滝のオイルメモ⑦
【エンジンオイルの種類】
ベースとなるオイルが約7〜8割
その他添加剤が約2〜3割
で構成されています。
比率はメーカーによって違いますし、勿論ベースオイルの成分によっても変わります。
各添加剤の名前や役割は画像を参照ください。今回は成分の科学的な作用の説明はしません。
ベースオイルは鉱物油、部分合成油、全合成油の3つに分かれます。
★鉱物油
油田でガソリンを精製した際に排出されるオイルが成分となっています。
不純物を取り除いた段階によってGIやGIIと言ったグループ分けがされています。
分子の大きさがかなり小さいものから大きなものまでバラバラに構成されています。
添加剤を溶かしやすい性質があるため、エンジンオイルの3割を占める添加剤は固形状から液状にする際、鉱物油に溶かし込んでからベースオイルと混ぜます。
なのでどんなエンジンオイルであろうと多少なりとも鉱物油は含まれています。
○メリット
手間や精製工程が少ないため非常に安い。
添加剤を溶かしやすいためオイル自体が安定している。
硫黄、りん、窒素といった天然の成分が摩擦を低減し潤滑性能を上げている。
旧車の劣化したシールパッキンへのダメージがないため漏れなどを誘発しない。
●デメリット
小さな分子が熱ですぐに気化、酸化するため耐熱性能が低く、粘度も変化してしまい劣化のスピードが早い。
天然の不純物がスラッジとなりエンジンに蓄積する。
硫黄が水分と熱で硫酸に変化し、清浄分散剤と打ち消し合いエンジン内の洗浄能力を下げてしまう。
(ディーゼルの場合)硫酸がDPF内部を劣化させ、りんがフィルターに固着し再生では焼ききれない金属の煤となり蓄積する。
★部分合成油
鉱物油と化学合成油をブレンドしたオイル。性能は化学合成油100%には届きませんが、そのぶん鉱物油の安さも兼ね備えているためコスパに優れたオイルと言えます。
カー用品店で置いてあるDL-1は部分合成油が多いです。
化学合成油の一定の大きさの分子と鉱物油のバラバラの大きさの分子が混合して構成されています。
油膜切れを非常に起こしにくい特性があるためラリーやF1で使われることもあります。
○メリット
コスパ抜群。
高温域でも耐久性でも化学合成油のメリットを多少なりとも受けることができる。
油性が小さすぎないため油膜切れを起こしにくい。
●デメリット
鉱物油と化学合成油の比率を公開していない物が多い。たった1%でも化学合成油が入っていれば部分合成油と名乗れてしまう。
鉱物油の成分が多いオイルの場合、鉱物油のデメリットも大幅に引き継ぐ。
鉱物油が劣化した際、化学合成油が健常でもオイル全体の性能が引っ張られ能力がダウンする。
★100%化学合成油[フルシンセティック]
鉱物油を複雑な過程を経て不純物を可能な限り除いた高純度オイルです。
分子の大きさが一定で気化、酸化しにくい特徴があります。
添加物と精製方法によってVHVI、PAO、エステル系と3つの種類に分けられます。
どれも耐久性も耐熱性も高いですが性質が3種類の中で大きく別れるため、メリットとデメリットもそれぞれ異なっています。
○メリット(3種類全般)
高分子により流動点が低く、低温時でも摩擦や負荷をかけることなく潤滑できる。
高温にも強く、分子が破損しづらいため耐久性にも優れている。
(ディーゼルの場合)不純物が少なくDPFなどへの蓄積が抑えられ燃焼によるスラッジも最小限となる。
低粘度でも潤滑性能が高い。
●デメリット(3種類全般)
分留、分解、再合成などの工程が多いためコストがかかる。
旧車のシールを膨張や収縮させる性質があるベースオイルがあり、オイル漏れを誘発する。
添加剤が溶け込みにくく、添加剤との相性の良し悪しがある。
今回はオイルの種類 入門編でしたが、
分かりやすかったでしょうか?
化学合成油の中でもVHVI、PAO、エステルと大きく別れています。
それぞれ互いの組み合わせや性質の違い、添加剤との混合によってオイルは更に複雑で面白い特性を見せてくれます。
粘度の精製過程や変化、オイルの規格・グループ分け、各種メーカーオイルの特徴など書きたいことは沢山あるのですが、次回はVHVI・PAO・エステルのメリット・デメリットを詳しく説明できればと思います😊