車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2021年07月31日 23時39分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
豪雨の長野探索(24)
本日の草ヒロ(廃車体)シリーズ
今回は“トヨペット クラウン 4ドアセダン 2000 オーナースペシャル MS50”です😊
ストリートビューであらかじめ見当をつけて訪問した個体。
ストビュー画面ではルーフの上部分しか見えず、「ブルーバードあたりのセダンだろう」と予想した上での訪問でしたが、実際に見てみるとクラウンだったのでそれはそれは驚きました。
こちらはクラウンとしては3代目の前期型にあたるモデルで、トミカでもお馴染みだと思います。
1967年頃に登場し、高速道路網の急速な拡大を前にして、高速走行での操縦安定性や居住性の向上に加え、振動騒音対策や安全装備の充実が図られた型になります。
スタイリングは、より低く、長くなったプロポーションに曲面ガラスを採用することで広がり感を表現し、サイドレリーフラインによって全体を引き締めるという斬新な手法によってデザインされています。
ペリメーターフレームの採用などにより、大幅に拡大された室内も3代目の特徴です。
こちらの個体は6気筒エンジンを搭載するMS50型の「オーナースペシャル」という最上級グレードです。
同じく6気筒エンジン搭載するモデルで、「オーナーデラックス」というグレードもありますが、この2つのグレードは社会現象ともいえるほどの人気を博したそうです。
ボディカラーはお馴染みのホワイト。一番人気だったカラーです。
しかしこちらの個体は見ての通り、ありとあらゆるパーツが部品取りされてしまい、痛々しいお姿を晒していました。
やはり旧車界隈では未だに人気車であるが故に目をつけられてパーツを剥がれてしまったのでしょう。
ヤードでもなくマニアの所有車でもなく、しっかりと畑の物置として使われている純天然草ヒロな上に珍しい車種ではありますが、このような状態だと…喜ぶに喜べないような気がします・・・。
色々なパーツがなくなっていましたが、サイドにある“Owner Special”のグレードエンブレムはしっかりと残っていました✨
リアもかなり部品が欠損しています。
しかしここまで傷んでいる上にパーツがなくなっていても、高級車の風格は残っていましたよ😊
車内です。
外装パーツがだいぶ剥がれている割にはステアリングやシートなどの内装はしっかりと残っていました。
少々残念な状態でしたが、そんな難点を吹き飛ばしてくれるほどの素晴らしいロケーション。
草ヒロになってもクラウンは高級車でした✨
おまけ
クラウンの近くにはサンバーパネルバンとムーヴの草ヒロが。
2台仲良く物置になっていました😊