ロードスターの軽井沢MTG・ドアウェッジ・だれもが、しあわせになる。・比較レビューに関するカスタム事例
2022年04月26日 11時47分
レクサス GS F(2018) マツダ NDロードスター RS(2022) マツダ CX-5 XD Field Journey(2023) 直接のやりとりご希望時はみんカラからお願いします。 プロフィールのヘルメットのオレンジとシルバーはニャンコ先生(夏目友人帳)がモチーフです。 撮影機材 Nikon Z 6II
ロド納車後初めて応募した軽井沢MTGは落選。
かなりハードル高そうです。
行くなら愛車で行きたいし、その最終手段「軽井沢プリンスホテル宿泊」はこのタイミングだとべらぼうに宿泊料が高いしで、今年は参戦見送りになりそうです。
といいつつ、穴場ホテルが見つかったら行ってしまうかも…。
ずっとタイミングを逃していたOPENCAFEさんのドアウェッジ、やっと買えました。
このキャッチコピー、本当にその通りで。
速さはなくともとにかく楽しいロードスターは、ドラレコが当たり前の時代にあっても一般道で十分楽しめる、時代に合った車ですね。
そんなドアウェッジですが、
・純正ドアウェッジ
・以前購入したK-TECH製ドアウェッジ
・今回購入したOPENCAFE製ドアウェッジ
3パーツの比較インプレをお届けします。
純正がゴム製なのに対してK-TECH製とOPENCAFE製はポリアセタール樹脂(POM)製です。
POMはOPENCAFEさんの説明によると「強度はもちろん、耐摩耗性があり摺動性(表面の滑らかさ)が良く摩擦が少ないため、ドア側のパーツ(リフト ゲート ダブテール)との接触部が滑らかになります。」とのことで、純正のゴム製と比べボディとドアを固定させやすいのでしょうね。
K-TECH製は純正と比べ剛性感が強く変化し、乗り心地には硬さを伝えてくる印象でした。その分コーナリングでは最もロールを抑えてくれる印象で、サーキットのように路面がしっかり舗装されているようなコースでの走行には最も適していると思われます。
対して、OPENCAFE製は純正と比べると剛性感が上がるもののK-TECH製ほどは硬さを感じない、まさに純正とK-TECHの中間に位置付けられるものでした。街乗り・高速道路・ワインディングで試走してきましたが、純正ではコーナリング時に車両全体がロールしてしまうことで分かりにくかったタイヤのたわみを感じやすくなり、より攻めやすくなりました。「series2」はより硬い仕様だったそうですが、「series3」は「ある程度逃げを考えた形状」という開発者さんの意図する位置付けにしっかり収まっているようです。
純正比では材質を変更することで剛性感を向上させ、K-TECH比ではドアとの接地面が少ないことで効きがマイルドになっているようです。
以上の比較により、自身の評価としては
・サーキット中心:効きを重視したいならK-TECH
・ワインディング中心:純正より少し剛性感が欲しいならOPENCAFE
・ストリート中心:良い意味での緩さを味わうなら純正
となりました。交換が容易ですし、用途に応じて使い分けても良いかもしれません。
結論としては、ドアウェッジを純正から交換することでデメリット無しに高性能化できるわけではなく、ロードスターをどんな仕様にしたいのかによって使い分けるべきものと判断しました。
個人的には純正でそれなりに距離を走って「街乗りでの緩さは良いものの、ワインディングではもう少し剛性感が欲しい」と感じましたので、OPENCAFEさんのドアウェッジが現時点では最も自身の要望に合っていると感じています。
小さくてもロゴが入っており、パーツ自体のデザインも含め質感が高いところはOPENCAFEさんの利点ですね。